◇弥富市教育委員会 教育長 高山 典彦
明けましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、輝かしい新年をお迎えのことと、心よりお喜び申し上げます。また、旧年中は本市の教育行政に深いご理解と多大なご支援を賜り誠にありがとうございました。
今年は令和七年。古くから用いられている言い方では「乙巳(きのと・み)」にあたります。「乙(きのと)」は植物が成長し広がっていく様子を象徴し、周囲との調和を保ちながら目標に向かっていく力を表しているそうです。また「巳(み)」は、蛇の夢を見ると良いことがあると言われるように、縁起の良い生き物で、脱皮を繰り返しながら成長することから、再生と変化のシンボルとも言われています。
教育委員会が進めているさまざまな事業も、市民の皆さまに支えていただきながら、今年、さらに成長していく予定をしています。
〇図書館リニューアル工事
昨年に行ったアンケートなどを参考に、市役所南のまちなか交流館改修工事に併せて、図書館をリニューアルします。工事は今年10月から来年4月までを予定しており、その間、一時閉館することでご迷惑をおかけしますが、素敵に再生し大きく変化した図書館となります。ご期待ください!
〇十四山中学校閉校
78年間地域に支えられ、多くの子どもたちがともに過ごした十四山中学校が、3月末でその歴史に幕を閉じます。1、2年生は4月から弥富中学校に通い、さらなる成長と変化を遂げてくれることでしょう!
また、地元の方々のご意見を伺いながら、跡地利用についても考えていきます。
〇放課後の居場所づくり
先月行われた「愛知万博駅伝大会」において、前回大会から大きく順位を上げたチームに授与される「モリコロ賞」を本市が獲得しました!これは、年間を通して陸上の基礎を子どもたちに教えてくださった市陸上競技協会の方々のご指導のたまものです。
このように、放課後の子どもたちの居場所として、地域の方々とともに活動できる種目や内容をひとつでも増やし、その成長を応援します!
皆さまにとりましても、今年が、成長とよい変化の年となりますことをご祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。
令和7年元旦
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