◇弥富市長 安藤 正明
明けましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、健やかに新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げますとともに、日頃より市政にお寄せいただいておりますご支援とご協力に心より感謝申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、元日に発生した能登半島地震、8月に発生した宮崎県日向灘沖の地震、9月の能登地方を襲った豪雨など全国各地で自然の猛威による甚大な被害が発生しております。
本市におきましては、発生確率が一層高まってきている南海トラフ地震や豪雨災害に備え、国、県および関係機関と連携し、各種防災訓練を行うとともに、地域コミュニティや自主防災会を中心とする「防災ワークショップ」、「防災出前講座」などにより市民の防災意識の醸成を図り、自助、共助、公助が相互に連携・協力した災害に強いまちづくりに取り組んでまいります。
そのような中、今年は昨年度策定し、令和10年度までを期間とする第2次弥富市総合計画「後期基本計画」の2年目を迎えます。「わたしとみんなの未来計画」を着実に遂行するにあたり、本格的な人口減少・少子高齢化や物価高騰により財政状況は一層厳しさを増すなか、市民の皆さまとの協働のまちづくりをこれまで以上に推進し、“ひと”と“ひと”とが繋がり、地域で安心して暮らし住み続けることができる快適なまちづくりを目指すため、本市の持続的な行財政運営に全力を傾注してまいります。
そして、昨年秋より工事着手しましたJR・名鉄弥富駅自由通路等整備事業につきましては、令和11年度中の自由通路および駅舎の供用開始を目指し事業を進めてまいります。さらに、都市拠点となる弥富駅周辺のまちづくりにつきましては、本市の玄関口となる区域であり、誰もが便利で快適に暮らせるまちの実現に向け駅周辺の一体的なまちづくりに取り組んでまいります。
結びに、引き続き、市民の皆さまの大きな負託に応えられるよう、将来にわたり持続可能で元気な明るいまちを実現するため、全職員が一丸となり市政運営に取り組んでまいりますので、本年も相変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、市民の皆さまにとりまして健康で幸せに満ちた、輝かしい年になることをお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。
令和7年元旦
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