◇弥富市議会議長 堀岡 敏喜
明けましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。また、日頃より議会運営に対しまして、温かいご支援とご協力を賜り、議員一同、厚く御礼申し上げます。
昨年2月に市議会議員一般選挙が行われ、4人の新しい顔ぶれが加わり、16人の議員による新たな弥富市議会がスタートしたところであります。私も議長に就任して早くも10カ月が過ぎましたが、初春を迎え、地域の発展と市民の幸福を追求するために、引き続き尽力してまいりたいと決意を新たにしております。
さて、近年の日本は自然災害が各地で発生しております。昨年は、元日の能登半島地震、暴風雨や豪雨による土砂災害などにより大きな被害をもたらしました。また、8月に発生した日向灘を震源とする大地震により、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生の可能性が高まっているとされ、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。
いつ私たちが災害に遭うか分からない状況の中、あらためて市民の皆さまの安全、安心な暮らしを守るための防災対策の重要性を痛感したところであります。
本市におきましては、この防災対策の推進をはじめ、防犯・交通安全対策の推進、子育て支援の充実、学校教育の充実、道路・交通網の充実、治水対策の充実、公共交通の充実、電車・駅関連施設の利用しやすさなど多くの課題を抱えております。市議会といたしましても、これらの課題に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
市議会では、議会機能の一層の充実強化に努めており、昨年11月には、議会カフェを開催し、市民の皆さまからさまざまなご意見、ご要望をいただきました。今後もより身近な議会、開かれた議会の実現を目指し、市議会の改革・活性化に引き続き取り組むとともに、さまざまな市政課題の解決に向け、市民の皆さまの声を十分にお聴きし、議論を重ね、市民全体の福祉の向上および市政の発展のため、誠心誠意尽くしてまいる所存であります。
結びに、本年が市民の皆さまにとりまして、笑顔輝く素晴らしい年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。
令和7年元旦
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