■帯状疱疹予防接種について
◇令和6年度帯状疱疹予防接種費用助成の申請期限が近づいています
接種当日、弥富市に住民登録のある50歳以上の方で、令和6年4月1日から令和7年3月31日までに帯状疱疹予防接種を受けた方は接種後、市役所健康推進課へ助成金の申請が必要です。
4月1日以降は、定期接種に移行します。(※下段参照)
申請期限:4月10日(木)
※申請期限を過ぎた場合は、受け付けできませんのでご注意ください。
◇高齢者帯状疱疹予防接種(定期接種)について
厚生労働省から令和7年度から65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上の方対象に定期接種とする方針が示されました。
定期接種対象者には高齢者帯状疱疹予防接種券を郵送します。
▽接種方法
高齢者帯状疱疹予防接種券(※対象者に4月中に郵送)、接種費用、マイナ保険証などを持参して、指定医療機関に予約の上、接種してください。指定医療機関など、詳しくは郵送する案内をご覧ください。対象の方で接種を希望される場合は接種券が必ず必要です。
◆健康増進コラム~第204回~
◇こころの健康
うつ病の回復過程について
[3月は自殺対策強化月間です]
うつ病の治療には長い期間が必要です。うつ病の回復過程やご自身が回復過程のどの段階にいるかを知ることが安心につながります。
1.急性期
・不安、不眠など自覚症状が現れる
・受診により休養や薬を勧められる
・ストレスから離れることが大切
2.回復期
・調子の良いときと悪いときの繰り返し(一進一退)
・徐々に生活リズムが整ってくる
・自己判断で医師に処方された薬をやめない
3.再発予防期
・症状が軽くなり、気持ちが安定してくる
・職場復帰も可能になってくる
・再発の可能性もあるため、薬や通院は継続する
それぞれの過程に境界線を引くことは難しく、期間も人それぞれです。
いつまでに治すという目標は逆効果ですので、医師と相談しながらゆっくりと治療していきましょう。
▽こころの体温計
こちらから簡単なアンケートで自分のこころの状態を確認しましょう
※二次元コードは本紙29ページをご覧ください
◆歯の健康講座3月号 その511
◇オーラルフレイル
人生100年時代といわれるようになり、80代の方でもすこぶる健康で、異常値がないという方もみえるのではないでしょうか。
高齢者に起こりやすい5つの特徴は、(1)体重減少、(2)筋力低下、(3)疲労感、(4)歩行速度の低下、(5)低活動性が挙げられます。このうち当てはまるものが、1~2つならフレイルの前段階です。フレイルとは老年医学でいう「虚弱」のこと。健康と要介護状態の中間を意味します。
歯と口腔に関して見ると「硬い物が噛みにくくなった」「食べるときにむせる、飲み込む力が弱くなった」「口の渇きが気になる」「舌の力や開口力が落ちてきた」など、口の機能が衰える状態が重なることをオーラルフレイルといいます。口腔機能の低下が加速し、栄養がうまくとれず、心身機能の低下にもつながりやすいです。オーラルフレイルは改善できます。口周りも手足と同じように筋肉が重要なので口や舌を動かすトレーニングを続けたいものです。
(海部歯科医師会)
問合せ:市役所健康推進課(保健センター)
【電話】内線312~317
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