【特集1】もっと身近に 新城市訪問看護ステーション

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訪問看護とは、看護師がお宅に訪問して、その方の病気や障がいに応じた看護を行うことです。
「病気や障がいがあっても、住み慣れた家で暮らしたい」「人生の最期を自宅で迎えたい」と望まれる方が増えています。しかし、「家族だけで介護や医療的ケアができるだろうか」「1人暮らしだけど大丈夫?」と不安が多いと思います。そんな時に頼りになるのが訪問看護です。新城市訪問看護ステーションは、地域で暮らす全ての年代の方に、関係職種と協力して、一人一人に必要な支援を行っています。

■幅広く様々な方が利用できます
訪問看護というと高齢者のサービスだと思われがちですが、子どもから高齢者まで幅広く利用ができます。また、病状や障がいが重度でも軽度でも、主治医から訪問看護を必要と判断されたすべての人が受けられます。

■数値で見る訪問看護の現状
全国的に訪問看護の利用者数は増えています。これは、要介護者の増加、在院日数の短縮による医療依存度の高い在宅療養者の増加、家族構成の変化に伴う家族介護力の低下、国民の在宅療養に対する意識の向上、といった複数の要因があります。
▽全国

新城市訪問看護ステーションでも、様々な理由で多くの方が利用をしています。一人一人、適切なサービス形態がありますので、利用を迷っている方は、お気軽にお問い合わせください。
・医療処置が必要になったら…
・病院に通えなくなったら…
・1人で動けなくなったら…
だけでなく
重症化を予防するために早い段階から‼
住み慣れた地域で過ごすには、病気と上手に付き合っていくことが大切です。

■訪問看護のサービス内容
例えば、主治医の診察から次の診察までの間に訪問して、健康状態の悪化防止や、回復に向けてのお手伝いを行います。主治医の指示を受けて病院と同じような医療処置も行います。
(1)病状観察・異常の早期発見
健康チェック、食事・水分量、排泄状況、睡眠状況などの確認
(2)日常生活動作
関節の運動や日常生活動作の訓練・嚥下訓練など
(3)医療処置・医療機器の管理
床ずれ予防や処置、吸引・点滴、人工肛門、胃ろう.尿管カテーテル・在宅酸素・人工呼吸器など
(4)日常生活ケア
入浴・シャワー浴介助、清拭、更衣、口腔ケア、環境調整など
(5)家族支援・連携
介護方法・健康管理の相談、日常生活の相談、主治医やケアマネジャー、事業所との連携
(6)ターミナルケア・在宅看取り
緩和ケア、癌末期や終末期を自宅で過ごせるように支援

上記(1)～(6)が主なサービス内容です。
コロナ禍をきっかけに面会が制限され、終末期を家族と自宅で過ごしたいと思う人が増えています。それに伴い、訪問看護を利用し在宅看取りをされる方が増えています。

■よくある質問
▽保険は使えますか?
介護保険と医療保険が使えます。
介護保険は65歳以上の方で、要支援・要介護と認定された人です。40歳以上65歳未満の方で国が定めた疾病の方も対象となります。
医療保険は小児から高齢者まで対象ですが、年齢によって条件が伴います。要支援・要介護の認定を受けた方は、本来、介護保険が優先ですが、国が定めた疾病や病状に該当される方は、医療保険の対象となります。

▽訪問看護師は、どのくらいの時間、何回来てくれますか?
介護保険の場合と医療保険の場合とで変わります。介護保険の場合は、ケアプランに基づく回数となります。1回の訪問は4区分(20分、30分、1時間、1時間半)あります。
医療保険の場合は、通常週3回までで、1回の訪問時間は30分～1時間半までです。
ご本人やご家族のご希望をうかがって、どれくらい訪問すればよいか決めますが、病気や状態によっては毎日伺う事も出来ます。

▽訪問看護の費用は、どれくらいかかりますか?
かかった費用の自己負担は、保険の種類や所得・年齢によって異なります。原則1割～3割が自己負担です。
例えば、保険によりますが、1割負担で週1回とした場合、月に約5,000円～7,000円です。

■利用を希望されるときの窓口
受診している医療機関、新城市訪問看護ステーション、ケアマネジャー、地域包括支援センター、高齢者支援課などへご相談ください。
訪問看護ステーション事務室しんしろ福祉会館1階【電話】23-3031

問合せ：訪問看護ステーション
【電話】23-3031
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