新城市自治基本条例10周年
新城市自治基本条例検討会議の委員長を務めた前澤このみさんからお話を伺いました。
■自治基本条例ができるまで
▽2010年4月
市が公募した21人の委員で「新城市自治基本条例を考える市民会議」がスタート。20回のワークショップや茶話会などを開催。
▽2011年4月
「新城市自治基本条例検討会議」へ名称を変え、41人の委員で会議を重ね検討。
▽2012年8月
条例案をまとめ上げ、12月議会で議決。
▽2013年4月
新城市自治基本条例施行。
■前澤さんインタビュー
条例ができたばかりのとき、新聞記者の方から「これを作ったら何かすぐに変わりますか?すごくいいまちになりますか?」と尋ねられ「いいえ、すぐには変わりません」と答えました。
この条例がめざす「市民が主役のまちづくり」とは、市民が持つ繋がりをまちづくりに生かすこと。行政や議会だけでなく、このまちにいる私たちも一緒に責任を持ち合っていくということを明確に書いたつもりです。条例は「作っておしまい」ではありません。次に続く若い人たちにバトンを渡せるように、この条例を上手に使い続けていきたいですね。
問合せ:市民自治推進課
【電話】23-7697
<この記事についてアンケートにご協力ください。>