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自治体の皆さまへ

多文化共生のトビラvol9

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愛知県新城市

■いろんな人が住むまち
人が生きていく中で、生きがいや幸せを強く感じるものの中に、「必要とされる」ことがあるのではないでしょうか。
同じ国籍、同じ文化、同じ職業、同じ年代の人たちが住む世界よりも、いろんな人が一緒に住む世界の方が、「必要とされる」機会がとても増えます。高齢者と若者がいれば、高齢者では手の届かない電気の交換を若者が手助けすることができます。反対に、若者が経験不足で困っているときには高齢者が知恵を伝えることができます。農業のプロと営業のプロ。観光資源や歴史に詳しい人と発信が得意な人。組み合わせは様々ですが、誰かの不得手を得意な誰かが助けることができます。
これは、日本人と外国人においても同じことが言えます。外国人市民が知らないルールや習慣、歴史や観光スポット、行きつけのお店やスーパー、そして日本語などを日本人市民が教える。一方で、日本人市民が知らない農法や調理法、文化やコミュニケーションなどを外国人市民が教える。
外国人市民の存在は、日本人市民に日本語を含めた様々なことを教える機会を生み出しています。多様な人々が一緒に住むということは、地域の人を元気にする重要な環境だと考えられるのではないでしょうか。外国人市民は、地域の人々に誇りを持たせる、地域の「いろんな人たち」の一人です。

令和5年10月1日現在の外国人住民人口1,212人

問合せ:市民自治推進課
【電話】23-7697

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