■[第14話]保護司会・更生保護女性会
新城市 社会を明るくする運動
~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~
私たちのライフスタイルは急速に変化し、望まない孤独や社会的孤立などの問題がクローズアップされています。
様々な生きづらさは、私たちの誰もが抱えうる問題であり、時に犯罪や非行という形になって、社会に影を落とすこともあります。
しかし、全ての人々がそれぞれの立場において力を合わせることで、犯罪や非行のない、安全で安心な明るい地域社会が築けるのではないでしょうか。
「人は変われる」ことを信じ、「人が変わっていく時間」を希望を持って受け止め、大人も子どもも互いに笑顔で声をかけあい、共に支えあえるまちをつくっていきましょう。
※第74回 全国社会を明るくする運動実施要綱より
◇社会を明るくする運動 講演会
弱いままでいられるまちづくり~わたしたちができることを考えよう~
日時:令和6年8月24日(土)
場所:新城文化会館小ホール
参加人数:109人
講師:全国こども福祉センター 理事長 氏
8月24日(土)、新城文化会館小ホールにて、社会を明るくする運動の一環として講演会を開催しました。
講師の荒井和樹(あらいかずき)氏は児童福祉施設に勤務している時に施設型支援を拒む若者と出会い、2012年に「全国こども福祉センター」をつくりました。
また土曜の夜に、着ぐるみを着て名古屋駅西口広場で家に帰らない若者に声掛けをし、年齢・性別・地域・障がいのあるなしに関係なく迎え入れています。
声をかけられた若者が次の機会に声をかける側にまわったり、若者同士でスポーツ活動をするなど、子どもや若者は支援や保護の対象としてではなく、課題解決をするために自ら必要なサービスをつくり上げていく主体としてのアウトリーチ活動(支援が必要な人に積極的に働きかけて情報・支援を届けること)も展開しています。
望まない「孤立」「生きづらさ」を持つ弱い人が排除されないまちをつくることが、結局はみんなが安全安心に暮らせる明るい地域をつくることになるのではないでしょうか。
問合せ:福祉課
【電話】23-7624
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