■新城市自治基本条例10周年
地域自治区予算の委託事業として高齢者の日常生活支援を行う活動団体「ピンコロの会」の代表、牧野直美さんからお話を伺いました。
▽地域自治区予算とは
新城市の地域自治区制度を動かすポイントの1つです。限られた財源を効果的に使って、地域ごとに異なる課題への対応や将来への取り組みができるよう、地域の皆さんが市の予算の使い道を考え、市が実施する予算です。
▽牧野さんインタビュー
平成26年度から4年間、新城地域協議会に携わらせていただきました。
当時の新城地域協議会にて、高齢者世帯が日常生活を送る上で苦労することは多く、少しでも支援できることはないかと議論を重ねました。結果、女性民生委員のボランティア活動として高齢者の日常生活支援を行うこととなり、平成29年に「ピンコロの会」を立ち上げました。
活動を続けていく中で、高齢者の日常生活支援として、資源回収や買物代行などを地域の支援者に行ってもらえる「しんしろお手伝いチケット(地域通貨)」の活動だけでなく、高齢者同士の交流を目的とした「しんしろまちなかサロン」も開催するようになりました。
取組が、男性民生委員や社協さんにも拡がり、支援者も地域住民のご協力により、団体の維持ができている状況です。少しでも安心して老後を過ごせる地域となるように今後も「共助」の輪を広げていきます。
問合せ:市民自治推進課
【電話】23-7697
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