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福祉のお仕事 第9話

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愛知県新城市

新城市には「新城市福祉従事者がやりがいを持って働き続けることができるまちづくり条例」があります。福祉に関わる仕事は多岐にわたり、私たちの生活に欠くことはできません。やりがいと魅力ある「福祉のお仕事」を隔月で紹介します。

全ての人が住み慣れた地域で安心して生活し、誰ひとり取り残されないためには、その人自身の努力も必要ですが、地域との繋がりも大切です。また、専門職等の支援・連携など幅広い協力が必要です。
高齢者福祉関連の仕事は数多くあります。
新城市では、市内社会福祉法人に委託している事業の1つに、生活支援体制整備事業があり、そこで生活支援コーディネーターという役割を担って仕事をされている方々がいます。

■生活支援コーディネータ(地域支え合い推進員)とは
生活支援コーディネーターは、「地域におけるサービスの担い手の育成」「関係者間の情報共有や体制づくり」「地域の困り事の把握」を行い、ご近所同士の繋がりや各種サービスを組み合わせ、誰もが暮らしやすい地域づくりの手助けをする役割を担い、地域で活動しています。
生活支援コーディネーターには、市内全域をまとめる第1層生活支援コーディネーターと、より細やかに地域とつながることができるよう、中学校区の生活圏域で活動している第2層生活支援コーディネーターがいます。
お仕事をされている方に聞きました!

■新城市社会福祉協議会 第1層生活支援コーディネーター
林 大輔(はやし だいすけ)さん

◇どのような地域づくりを目指して活動されていますか?
様々な事情により、人と人との繋がりが希薄になっていますが、課題や問題があっても、役割をもち、お互いに配慮して、支え合う事で、孤立せずに自分らしい暮らしを続けられるような地域になると良いと考えています。各自治区の地域協議会などに参加させてもらい、地域の状況や課題などを知り、時には情報提供することもしています。「年齢を重ねても住み慣れた地域で自分らしく暮らしを続けたい!」という皆さんの思いを支えたいと考えて活動しています。

◇仕事の魅力はなんですか?
住民の皆さんの思いと地域の活動を繋げることが大切な役割です。福祉や介護にとらわれないで、地域を知り、地域と繋がる事ができて、結び付けられた時に見られる笑顔が嬉しいです。

◇福祉関連の仕事に興味のある方へメッセージをお願いします。
地域で、お年寄りや子どもたちにあいさつをするだけでも、地域の見守りにつながる立派な福祉と考えています。できることから、一歩を踏み出してみましょう。

■第2層生活支援コーディネーターの配置場所

問合せ:高齢者支援課
【電話】23-7688

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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