かすがい起承転結 No.15

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◆先人の歩みと未来をつなぐ市制80周年‼
市長　石黒　直樹

今年は春日井市が市制80周年を迎え、新たな未来に向けて大きく歩み出す大切な年となりました。
「先人の歩みと未来をつなぐ　かすがい」をテーマとして、市民や企業の皆様が企画する多彩な事業が展開されるとともに、本市が主催する事業も数多く実施しています。これらの記念事業は、本市の魅力を市内外へ発信するとともに、市民を始め、地域で活躍されている各種団体、企業など、多くの皆様とこれまで以上に連携する素晴らしい機会となっています。

さて、2023年を振り返りますと、約3年にわたり猛威を振るった新型コロナウイルス感染症は、私たちの生活様式を一変させましたが、5月5日に世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言を終了しました。国内でも5月8日に、感染症法上の位置づけが2類相当から季節性インフルエンザと同じ5類に移行したことにより、大きな区切りとなりました。
春日井市におきましても、医療関係者を始めとしたエッセンシャルワーカーの皆様の献身的な対応とともに、皆様一人ひとりが感染症対策を十分に取っていただいたおかげで未曽有の危機を乗り越えることができました。ありがとうございます。
スポーツ・文化の分野でも私たちを元気にしてくれる話題がたくさんありました。野球ではワールドベースボールクラシックで侍ジャパンが世界一に輝き、バスケットボールやラグビーではW杯で日本代表が世界の強豪を相手に熱い戦いを繰り広げ、将棋では藤井聡太さんが前人未到の八大タイトル全冠制覇を達成しました。

早いもので今年も残すところあとわずかとなり、一年の締めくくりの時期となりました。年末に向け皆様それぞれにご多忙のことと存じますが、インフルエンザなどの感染症対策を心掛け、健康には十分にお気をつけてお過ごしください。
そして、来たる2024年が豊かで希望に溢れる年となるよう願っています。