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令和5年度 市政方針(2)

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愛知県春日井市

■令和5年度の主な取組
◆子育て・教育
○待機児童ゼロの継続
藤山台保育園と高座保育園のリニューアルオープンや民間事業者への施設整備支援により、保育園2園、認定こども園1園を開園し、需要が増加している低年齢児の受け入れの拡大を図ります。

○妊産婦への支援
医師や助産師によるオンライン相談を開始するとともに、妊娠中や産後間もない時期に家事や育児の援助を行う家庭生活支援員の派遣を拡大します。

○子どもの家の整備
東高森台小学校の余裕教室を活用し、整備に向けた実施設計に着手します。

○ヤングケアラーへの支援
ヤングケアラーの正しい理解の普及や相談窓口の確保、当事者に寄り添った支援サービスの提供など、早期発見から支援までの一貫した取組を充実します。

○就学援助の認定基準の緩和
経済的な理由などにより学校生活費の負担が困難な世帯を支援するため、就学援助の認定基準を緩和し、学校給食費の無償化を始め、修学旅行費や学用品費への支援の対象者を拡大します。

○先進的なICT教育の推進
タブレット教材やクラウド環境を効果的に活用し、子ども一人ひとりの学力の向上と主体的・対話的で深い学びを実現します。また、文部科学省から指定を受けた研究開発学校において、情報活用能力の系統的な育成を図るカリキュラムの開発に取り組みます。

○いじめや不登校などの未然防止と早期発見
中学校の登校支援室の運用に加えて、小学校に配置している心の教室相談員を拡充します。

○安全で快適な学校生活の環境整備
学校の大規模改修工事を着実に進めるとともに、段差解消のためのスロープの設置や、小学校の特別教室への空調機の設置を計画的に進めます。

○中学校の部活動の地域移行
生徒が将来にわたりスポーツや文化活動に親しめる持続的な機会を確保するため、教員の負担軽減とともに、生徒や保護者の負担等を考慮しつつ、段階的に地域へ移行します。

○安全な学校給食の提供
東部第2調理場の稼働にあわせ、アレルギー給食で対応できる食材を拡充し、より多くの児童生徒へ安全な給食の提供を開始するとともに、西部地区の新調理場の建設に向け、効率的かつ効果的な整備・運営方法を検討します。

◆健康・福祉
○子ども医療の充実
すべての子どもが安心して医療を受けられるように、通院にかかる医療費の無償化を18歳まで拡充します。

○帯状疱疹ワクチンの接種費用の支援
50歳以上の方を対象に、帯状疱疹に対するワクチン接種の費用助成を開始します。

○後期高齢者歯科健診の実施
口腔と身体の健康は密接に関係していることから、75歳及び80歳の方への歯科健診を実施します。

○若年がん患者への支援
若年がん患者の在宅療養生活を支援します。

○心臓病センターの設置
増え続ける心疾患に対し、総合的な治療を行うため、市民病院に心臓病センターの整備を進めます。

○重層的な支援体制の強化
多様で複雑な課題を抱える方々に対して、世代や分野を越えた包括的で重層的な支援体制を強化します。

○障がいのある人への支援
自動車改造の助成対象を拡充し、自ら運転することができない肢体不自由の方の外出を支援するとともに、精神に障がいのある方の相談支援体制を充実します。

○子ども食堂やフードバンク活動への支援
生活に困窮する方への支援や食品ロス削減などの活動に取り組む市民団体を支援するため、それぞれの活動を尊重し、連携のネットワークづくりに取り組み、活動を支援します。

◆防災・生活安全
○自助・共助・公助による防災・減災対策
平時から市民の防災意識の向上に努め、都市基盤の安全性の確保や備蓄資器材の拡充を進めます。

○被災者の事務手続きの負担軽減
災害時における被災者の様々な事務手続きの負担を軽減するため、被災者支援システムを導入します。

○消防署の整備
新たな消防署の整備を進め、令和6年4月の供用開始をめざします。

○浸水対策の推進
土地区画整理事業の進捗にあわせ、熊野桜佐地区では、ポンプ場と調整池が完成し、西部第一・第二地区では、調整池の整備に着手します。また、坂下地区では、排水路の整備を進めるとともに、勝川地区では、排水能力を増強するため、勝西ポンプ場の実施設計に着手します。

○交通安全対策の推進
子どもの安全な歩行空間を確保するため、学校周辺の通学路などにおける交通安全対策を進め、交通事故を発生させない環境づくりに取り組みます。

○交通児童遊園のリニューアルオープン
幼児用と小学生用を区分した自転車練習場を新設し、交通安全教育を充実します。

◆環境
○太陽光発電システムや省エネ設備等の導入への支援
太陽光発電システムや省エネ設備の設置を支援し、各家庭や事業所の省エネ・創エネ・蓄エネを一層促進します。

○ゼロカーボンの推進
水源地との交流を通じて、森林の持つ水源涵(かん)養や二酸化炭素の吸収、生物多様性の保全などの重要性を共有するとともに、森林整備などによるカーボンオフセットの取組を検討します。

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