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自治体の皆さまへ

未来へつなぐMRI 装置導入

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愛知県春日井市

市民病院では、最新のМRI(※1)装置が7月から稼働します。新たな装置に備わる3つの特徴を紹介します。
(※1)磁石と電磁波を利用して体内の断面を撮影する装置

1.撮影の高速化と高画質化を両立
最新のМRI装置の導入により、従来のものと比べてより高速かつ高画質の撮影ができるようになりました。
これにより撮影の時間が短縮され、患者さんの負担を軽減できる上、予約待ちの短縮が可能となります。

2.災害時も安全に
МRI装置は通常1500ℓもの液体ヘリウムが使用されており、災害時には停電などによって液体が気化して漏れてしまい、使用できなくなることが予想されます。
新たな装置では、わずか7ℓで運用でき、ヘリウムが外部排出されることのない仕組みになっています。そのため、災害時も安全に復旧が可能となります。

3.診断への支援
最近は検診でのМRI利用も増加傾向です。
腫瘍や炎症があると体内の水分子の拡散運動が低下します。この現象を画像化してがんを発見する検査も可能となりました。食事制限や事前の準備は不要で造影剤(※2)も使用しない、患者さんに負担の少ない検査です。
また、脳の画像をAI解析し、認知症リスクを測定することも可能となります。
(※2)体内の画像を撮影する際に、血管や臓器の様子を見やすくするために投与する医薬品

市民病院では、医療機器の性能を最大限に生かし、皆さんが安全に受診できる検査体制を構築していきます。

問い合わせ:市民病院管理課
【電話】57-0057

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