◆STEP3 転倒・落下・移動防止対策をチェックしましょう
チェックリストに沿って自宅内を確認し、チェックのないものがある場合は対策しましょう。
・家具類が転倒・落下・移動しても人に当たったり、避難の障害になったりしないところに置いている。
・家具類の上に落下しやすいものを置いていない。
・固定に用いる器具を、家具類の重さや形状に応じて選び、適切な方法で取り付けている。
・引き出しや開き扉などから収納物が飛び出さないよう、飛び出し防止器具を取り付けている。
・照明器具は落下しないよう固定している。または、天井に直付きのものを取り付けている。
・ガラスにはフィルムを貼るなど、飛散防止対策をしている。
・テレビ本体をテレビ台に、テレビ台を壁や床にネジなどで固定している。ネジなどで固定できない場合は、ストラップ式器具などで固定している。
・キャスター付きの家具は、ゴム製キャップを付けるなど移動防止対策をしている。
・冷蔵庫をベルト式器具などで壁に固定している。
地震の発生による被害を最小限にするためには、家具類の固定方法を正しく理解し、取り付けることが大切です。
壁や家具類などによって適した対策方法は異なりますので、自宅や家具類などに合った方法を確認し、すぐに取り組みましょう。
(対策ハンドブック(東京消防庁))
◆対策に関するよくある質問
(1)
Q 対策器具の価格や購入先
A 対策器具の価格は種類によって異なりますが、数百円から数千円程度です。家具販売店やホームセンターなどで販売しています。
(2)
Q 対策器具の取り付けに関する支援制度
A 市社会福祉協議会では、市内在住で、自ら器具の取り付けが困難な65歳以上の高齢者のみの世帯などを対象に、対策器具取り付け代行事業を実施しています(器具代は実費負担)。
対象世帯や申請方法など詳しくは、ホームページを確認するか問い合わせてください。
(市社会福祉協議会ホームページ)
問い合わせ:市社会福祉協議会
【電話】84-4199
◆日頃からの備えが大切な命を守る
地震はいつ起こるか分かりません。被害を最小限にするためには、日頃の備えが大切です。市ホームページを参考に、今回紹介した対策のほか、備蓄や自宅の耐震化など、今からできる備えをしましょう。
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問い合わせ:市民安全課
【電話】85-6072
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