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〔その他〕役場保健師 健康戦隊守るンジャー Vol.74

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愛知県東栄町

■熱中症予防〜こまめな水分摂取をこころがけよう〜
近年、夏期の猛暑日の増加とともに熱中症患者の発生数が増加しています。「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能が上手く働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡したりすることもあります。

▼熱中症に特に注意が必要な人
熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対する体の調整機能も低下しているので、注意が必要です。また、子どもは体温の調節機能がまだ十分に発達していないので気を配る必要があります。

▼熱中症の予防のために水分を摂ろう!
人間のからだの約60%は水分です。例えば体重60kgの成人男性の場合、約36kg分が水分となります。
水は、私たちの体の体液となって全身をたえず循環し、体温調整や体の代謝など生命の維持に必要な役割を担っています。
人間は1日に食べ物から1.0L、飲み水から1.2L、体内で作られる水0.3Lの2.5Lの水を摂取しています。

▼水分を20%失うと死亡の恐れ
5%失う、たったそれだけ?と思うかもしれませんが脱水症状や熱中症などの症状があらわれます。
10%失うと筋肉の痙攣、循環不全などがおこります。

▼のどの渇きは「脱水」の証拠
のどが渇いたと感じた時には、水分を摂りましょう。水筒持参など手軽に摂れるようにしましょう。
のどが渇いたと感じる前にこまめに水分を摂ることが理想的です。

▼あと2杯、水を飲みましょう
入浴中や就寝中はたくさん汗をかき、水分が不足しがちです。「入浴後」と「起床時」には水を飲みましょう。
体の中の水分が不足すると、熱中症・脳梗塞・心筋梗塞などさまざまな健康障害のリスク要因となります。熱中症にならないためにこまめに水分補給をしましょう。

厚生労働省:「熱中症予防のために」「健康のため水を飲もう」より

問合せ:福祉課
【電話】76-1815

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