〔その他〕役場保健師 健康戦隊守るンジャー Vol.75

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■安心を　明日につなぐ　がん検診〜女性のがんと健康について〜
主に20歳以上の女性を対象として、乳がん・子宮頸がんについてのがん検診や予防についてご紹介します。

参考資料：厚生労働省ヒトパピローマウイルス感染症/2020保健同人社「女性のためのがん検診」

▼検診による早期発見がカギ!
初期がんは痛みなどの自覚症状がなく、発見されたときにはかなり進行していた…という例が少なくありません。でも、乳がん、子宮頸がんは検診による早期発見が可能です。早めに治療を始めれば完治する確率も高くなります。

▼東栄町のがん検診
東栄町では、ひだまりプラザで集団がん検診・個別がん検診を実施しています。今年の集団がん検診は11月25日(土)が最後です。また20歳、40歳を迎えた方には無料クーポン券を発行しています。
クーポン対象者：
・子宮頸がん
平成14年4月2日〜平成15年4月1日生まれの女性
・乳がん
昭和57年4月2日〜昭和58年4月1日生まれの女性

▼その他の予防対策〜自分の体を大切に〜
子宮頸がんは、若い年齢層で発症する割合が比較的高いがんで患者さんは20歳代から増え始め、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も1年間に約1,000人います。予防として、子宮頸がんの原因となる、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐ「HPVワクチン」があります。これは、小学6年生から高校1年生が対象のワクチンになりますが、ワクチンの定期接種の対象年齢の間に接種を逃した方に対してもご案内をしています。
乳がんの患者数は年々増加し、女性がかかるがんの中で最も多いのが乳がんです。ただ早期に見つけてすぐに治療を始めれば約9割の人が治ります。月1回、生理後にセルフチェック(ご自身の乳房を観察・触ること)を実施することをすすめます。

▼お母さんと一緒に語り合う、女性の健康について
子育て中のお母さんを囲み、保健師と保育士で女性の健康について話し合いました。乳幼児を育てる母親の健診未受診の理由や医療機関受診のタイミングについて紹介し合いました。また乳がんの経験を持つ方から乳がんの発見や治療費等の体験を伺い、乳がんについての学びを得ました。

問合せ：福祉課
【電話】76・1815