新年のごあいさつ
東栄町長 村上 孝治
新年おめでとうございます。
町民の皆様におかれましては、輝かしい初春をお迎えのことと、心からお喜び申し上げます。
また、平素より町政にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、私は昨年4月の町長選挙において、引き続き東栄町長として3期目の任に就くこととなりました。これまでの2期8年間、町の舵取り役として町政運営を行ってまいりました。今回の再選により、改めて町民の皆様からお預かりさせていただきます4年間、今までの経験を活かし、町の課題に職員とともに勇気をもって挑戦し、さらなる東栄町の発展に、全力を尽くす所存でございます。
さて、昨年を振り返ってみますと全国的に災害の多い年でありました。6月には、東三河地域において、梅雨前線による大雨と台風2号の影響で大規模な被害が発生いたしました。本町も複数の箇所で土砂崩れ等が発生し自然の猛威に、改めて脅威を感じた年でありました。現在も復旧の過程にありますが、生活基盤が1日も早く取り戻せるようしっかりと取り組んでまいります。
新診療所・保健福祉センター・子育て支援センターからなる複合施設「東栄ひだまりプラザ」もオープンから1年が過ぎました。限られた職員が連携を取りながら、今後も「子どもから高齢者まで町民の心の拠り所」となるようさらに努力してまいります。また、公共交通を含め、高齢者等の足の確保についても引き続き検討してまいります。
町内の道路体系では、三遠南信自動車道東栄インターの全面供用まであと2年余りとなってきました。国道473号の月トンネルもいよいよ掘削が始まり、その残土を三輪地区で処理することにより、国道151号の道路改良を行う計画です。また、布川地区の交差点改良も引き続き行います。県代行で整備している町道本郷下川農免線についても、新規の道路計画の策定等インフラ整備を着実に進め、皆様の利便性の向上を図ってまいります。
東栄中学校は来年度創立50周年を迎えることとなります。本郷別所の高台に位置し、町の最高峰である明神山を眺める場所で、町の未来を担う子どもたちを今も育てていただいています。記念式典も今秋に行う予定であり、皆様とともにお祝いしたいと思います。
今後も東栄町では人口減少・少子高齢化、厳しい財政など、様々な課題がありますが、第6次東栄町総合計画をもとに引き続き、皆様が安心して暮らせるまち、住んでよかったと思えるまち、故郷として愛着の持てるまちづくりに取り組んでまいります。
本年が皆様にとりまして、ご健勝で充実した1年となりますようご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。
新年のごあいさつ
町議会議長 加藤 彰男
謹んで新春のご挨拶を申し上げます。町民の皆様には、共に新春を迎えられましたことをお慶び申し上げますとともに、議会へのご厚誼とご支援に心より感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染の拡大が一定収まるなか、世界ではウクライナでの戦争に続いて、昨年はパレスチナでも新たな戦闘が始まりました。幼い子どもを含む多くの住民が犠牲となっています。一刻も早く戦闘が停止されて、平和な日常生活に戻れることを願います。そして、このような世界情勢が、原油高や資材の高騰、生活必需品を含む物価高などにつながり、私たちの毎日の暮らしに大きな影響を及ぼしています。これらへの迅速な、そしてきめ細やかな対応が求められています。
東栄町議会も昨年4月の選挙を経て、新たな8名で議会活動がスタートしました。新人の議員も多い中、学びを通して住民の皆様の期待に応えられるよう「議会力・議員力を高める研修」を進めてきました。8月「地方自治法の研修会」、9月「地方財政分析の研修会」、10月「根羽村視察調査(先進自治体の調査研修)」と、連続した研修活動を行ってきました。また、11月には「このまちの行政を学ぶ」というテーマで、「教育行政と小中学校(授業など)の管内視察」を教育委員会の協力で行いました。
引き続き〝議員同士が話し合う〞「議員協議会」の定例開催を進めながら、「小さな自治体でのデジタル化(DX)」「議会が住民の皆様と話し合う企画」など、さまざまな課題やテーマの研究・検討を進めていきたいと思います。
本年も町民の皆様からの一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びにあたり、皆様のご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げまして、年頭のごあいさつとさせていただきます。
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