■お口の体操 やってみよう
皆さん、「オーラルフレイル」という言葉ご存じでしょうか?口腔機能の低下のことを言います。噛む力・飲み込む力が衰えることでむせ込み・誤嚥性肺炎になるリスクが上がります。
滑舌が悪くなることで、コミュニケーション力低下により、社会との関わりが減ってしまう、なんてことも起こるかもしれません。
そして、なんといっても食欲の秋です。今回は、簡単な口の体操で口腔機能の低下予防をしていただきたい、と思います。
(1)唇を中心とした口の体操
口をすぼめて「ウー」と発声。口を横に開いて歯を食いしばり「イー」と発声。
(2)唇とほほの体操
ほほをふくらませたり、すぼめたりを数回繰り返す(ブクブクうがいをする感じ)
(3)舌の体操
舌を左のほほの内側に強く押し付ける。自分の指で口の中の舌の先を、ほほの上から押さえる。10回位押したら、右のほほも同じように行う。
出典:お口の体操資料公益社団法人日本歯科医師会
唇やほほ、お口の周りや舌の筋力をアップすることで、お口の機能が高まり、唾液が良く出るようになり、舌がなめらかに動いて食べ物を飲み込みやすくなります。お顔の表情も生き生きしてきますよ。
ぜひ、食事の前などに、お口の体操をしていただき、美味しい食生活を続けてもらえたら、と思います。
〔詳細は本紙をご覧ください〕
問合せ:東栄町地域包括支援センター
【電話】76・1740
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