■10月17日(木)から10月23日(水)までの1週間、「薬と健康の一週間」です。
「ポリファーマシー(多くの薬)」とは、多くの薬を服用することにより副作用などの有害事象を起こすことです。高齢になると、薬の数が増えて副作用が起こりやすくなるので注意が必要です。「何か変だな」「いつもと違う」と感じたら、医師や薬剤師に相談しましょう。
■なぜ高齢者では薬の数が増えるの?
高齢になると複数の病気を持つ人が増えてきます。75歳以上の高齢者の4割は5種類以上の薬を服用しています。服用している薬が6種類以上になると、副作用を起こす人が増えるというデータもあります。
■なぜ高齢者では副作用が起こりやすいの?
高齢になると、肝臓や腎臓の働きが弱くなり、薬を分解したり、体の外に排泄したりするのに時間がかかるようになります。そのため、薬が効きすぎてしまったり効かなかったり、副作用が出やすくなったりすることがあります。
■日ごろから注意しておくことは?
かかりつけの医師や薬剤師を持って、処方されている薬の情報を把握してもらっておくのが安心です。自分の処方されている薬がわかるように、お薬手帳を持ち歩きましょう。
参考:製薬協一般向け国民啓発資材・日本ジェネリック製薬協会
問合せ:福祉課
【電話】76‒1815
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