〜終活ワンポイント〜今回は「デジタル終活」についてのお話です。
デジタル終活とは、デジタル遺品と言われるスマートフォンやパソコン、インターネット上に保管されているデータなどを死後に備えて整理することです。今や、スマートフォンの所有率は9割を超えていますので、世代を問わず重要なものです。
ところでこんな統計があります。
本人が残された家族のために、頑張っていた終活は「遺言書の作成」であるのに対して、家族がやって欲しかった終活は「物の整理・不用品処分」だった。その中でも家族がして欲しかったのが、デジタル遺品となります。デジタル遺品を探すのは、素人では難しく、業者に依頼することになり、費用も発生してしまいます。では、その必要性とは?
(1)デジタル遺品(資産)がどこにあるか把握する必要性がある。
・ネットバンクやネット証券などの金融機関に口座があることを家族が把握しやすくなり、財産を相続できる。
・商品やサービス、アプリなど、月々の費用が発生する有料コンテンツの利用停止ができる。
(2)デジタル遺品の処分をする必要性がある。
・オンラインショッピング(Amazon、楽天など)を解約したり、SNSについて、削除や凍結することで、情報漏洩を防げる。
○デジタル終活の方法
1)デジタル遺品を書きだす。
2)「残す・処分する(隠す)」に分ける。
3)ノートなどに把握したリストとログイン情報などを書き残す。
デジタル終活については、インターネット上に方法が沢山載っているので、参考にしながら始めると良いと思います。端末さえあれば、自分だけでできることなので、手軽に始められますよ。
〔詳細は本紙をご覧ください〕
問合せ:東栄町地域包括支援センター
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