■心地よく生きる
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけてあげられる人のことです。
▼ゲートキーパーの4つの役割
4つの役割が期待されていますが、役割の一部分でも誰かの支えになることができます。
気づき:家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
傾聴:本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
つなぎ:早めに専門家に相談するように促す
見守り:温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
▼ゲートキーパーの出前講座を開催しています
令和5年度は、西薗目地区のおいでん家で「こころの健康と健康長寿〜いのちの門番ゲートキーパーになろう〜」という出前講座を開催しました。講座では、「気づき」となる場面のセリフを参加者の皆さんと考えました。
○場面
家にとじこもりぎみなご近所の○○さん。朝、ゴミ出しに行くと、○○さんが、うつむきながらゴミを2つ持って歩いてきました。
○○さんにどのような声をかけますか?
○皆さんの意見
くちを忘れてきたんか・何かあったの・年だからしかたないよ・仕事で疲れているの
▼変化に気づいて声をかける
春は、進級・進学・就職・異動・引っ越しなど、暮らし・季節・年度など、様々な変化があります。家族、隣近所、お友達など、悩んでいる・いつもと様子が違うといった変化に気がついたときには、やさしく声をかけてみましょう。
3月は自殺対策強化月間です。自殺は、追い込まれた末の死ですが、その多くは防ぐことができると言われています。町内の誰もが支えられ・支える、誰も自殺に追い込まれることのない生き心地のよい町となることを願います。
健康推進係は、ゲートキーパーの養成講座の他にも、メンタルヘルスをテーマに出前講座を実施します。お気軽にご相談ください。
参照:厚生労働省:ゲートキーパーになろう!
問合せ:東栄保健福祉センター 福祉課
【電話】76・1815
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