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〔ほっとニュース〕令和6年 住民健診はじめの一歩

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愛知県東栄町

行こう・受けよう・住民健診。3月から「令和6年住民健診」の希望調査を町民対象に実施します。今年度の皆さんの目標のひとつに、住民健診の受診も加えてみませんか?

■住民健診とは?
東栄町で実施する住民健診には、特定健診・後期高齢健診・その他の住民健診があります。
特定健診は、生活習慣病の予防のために、対象者(40歳~74歳)の方にメタボリックシンドロームに着目した健診を行います。
後期高齢健診は、75歳以上の方を対象に、生活習慣病の早期発見や重症化の予防をはかるために実施します。39歳以下の対象者についても上記の健診と同じように健診を実施します。

■健診は誰が対象?
・18~39歳の方で、職場等の健診を受診する機会のない方
・40~74歳の東栄町国民健康保険加入者の方
・65~74歳の後期高齢者医療加入者の方、75歳以上の方
※社会保険に加入している方は、各医療保険者が実施することになります。なお、社会保険の被扶養者の方については、各医療保険者から発行される受診券をお持ちの場合、東栄診療所での住民健診を受診できます。

■住民健診は無料!
通常の一般健診で1万円ほどかかるものが、住民健診では無料で受けられます。東栄診療所では「、肺がん検診(胸部エックス線撮影)「」骨粗しょう症検診「」運動器検診」などを同時に受けることができます。65歳以上の方は、結核健康診断(胸部エックス線検査)を受けましょう。

■1人あたりの医療費
国保(40~74歳)の被保険者1人当たりの医療費は、令和4年は32,641円です。これは、愛知県内で最も高い金額です。町の医療費全体に占める生活習慣病の割合は、約2割です。生活習慣病は、自覚症状がなく気づいたときには重症化していることもあります。健診を受けて、生活習慣病のリスクを把握することで医療費は抑えることができます。

■各健診の受診率の推移
東栄町の特定健診受診率は、愛知県平均よりやや高いですが、愛知県内町村の平均と比べると低く推移しています。しかし後期高齢者の受診率は、愛知県平均はもちろん、同規模の町村よりも大幅に高く、健診を積極的に受けていることがわかります。
また、令和3年の後期高齢者の被保険者1人当たりの医療費は、54市町村のうち2番目に低い金額でした。生活習慣病治療中断者もほとんどおらず東栄診療所を中心に健診、通院を継続的にすることで病気の重症化を予防できています。

※特定健診受診率(%)は法定報告を参照しています。後期高齢健診受診率の同規模町村とは、人口等により分けられた全国の同規模保険者です。

○特定健診受診率(%)

○後期高齢健診受診率(%)

■令和6年住民健診を受けるまで
1.3月号の広報と一緒に希望調査票が各世帯へ到着。
2.希望調査票を確認。希望する健診項目に〇を記入。
※〇をつけた場所をメモしておいてください。
3.返信用封筒に入れて投函。
令和6年3月27日(水)必着
4.健診の案内・問診票が到着
5月末~6月初旬にお届けします。
・集団健診希望者には、受診日時が記載された案内があります。
・定期通院と同時に受診される方は、次回の受診日の予約を合わせて個別健診の予約をお取りください。

■健診結果は確認しましょう・あなたの今を伝えます
健診結果は、保健師が各地区を巡回し、健診結果の見方や生活習慣についての説明と一緒にお渡しします。長年使い、動き続けてきた体です。同じような食事や運動をし続けることにより、体のどこかに異常が見られるものです。今まで頑張ってきた体を認め、いたわり、生活習慣を見直す機会にしましょう。説明会に参加できない方には郵送で検査結果とともに、健康に役立つ情報を通知します。

参考資料:国保データベース(KDB)システム「地域全体像の把握」「地域の健康課題」、あいち国保健康レポート(2017年度~2021年度)

問合せ:福祉課
【電話】76‒1815

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