昭和38年の発足以来、61年間活動を続けている「ふるさと歌会」の皆さん。毎月1回、行われる歌会は今月、745回を迎えます。
歌会では一人一首、提出した詠草(短歌を詠んで紙に書いたもの)が無記名で事前に配られており、各自5首を選んで投票します。一首ごと読みあげ、それぞれが感じたことを話した後、作者が歌に込めた思いや情景を伝えます。得点の多い人も、点の入らなかった人もそれぞれが勉強しながら進めているそうです。趣味や家族、季節の行事など、様々な場面で感じた思いが「ギュッ!」とつまった歌。再度、読み返すと情景が浮かんできて、とても感動します。
5年ごとに「合同歌集」を作っており、今年18冊目の歌集が出来上がりました。「自分の作った歌がこんなふうに冊子になるのはうれしい!」と喜ぶ会員さんは短歌を始めて2年、中学時代の恩師に誘われたそうです。「短歌は自分の生きてきた足跡。心の歴史です。」と話す方も…。代表の方は「これからも生活の中で思ったこと、感じたことを、みんなで楽しく31文字に紡いでいきたいと思います。よろしかったら毎月25日、午後から食生活支援センター研修室で歌会を行っていますので、気軽に見学にいらしてください。」と話されました。
東栄町社会福祉協議会は地域の皆さんの自主的な活動を応援しています。
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