■令和6年度の主な事業
▼支えあう健康福祉のまちづくり
○地域包括ケア推進計画策定・体制整備事業
高齢者の皆さんが住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるよう、令和5年度に策定した「第9期地域包括ケア推進計画」の進捗状況の確認や評価をするとともに、災害時の在宅医療介護連携の体制づくりや、聴力の衰えた高齢者への支援などに取り組みます。
○子育て支援
保育園等について、引き続き、子育て世代が求める保育ニーズに対応できるよう、サービスの充実を図ります。また、「第3期子ども・子育て支援事業計画」の策定に向けては、国が目指す「こどもまんなか社会」に対応した手法を用いて、0歳から18歳までのライフステージごとに施策をまとめます。
▼豊かな文化と心を育むまちづくりとうえい
○コミュニティスクールの設置
学校、地域、家庭が協力して子どもたちを育み、将来につながる人づくりを実現するため、学校運営協議会(話し合いの場)と地域学校協働本部(協働活動の場)の運営を行います。
○東栄中学校開校50周年記念事業
東栄中学校が開校50周年を迎えます。これからも、安心安全な教育環境を維持するための施設整備等を行うとともに、中学生の自覚を高め、記念事業を通じて町民や卒業生の学校や町への愛着やつながりを深めます。
▼安全・安心に暮らせるまちづくり
○安心で安全なまちづくりの推進
犯罪の抑止を図り安心で安全なまちづくりを進めるため、区を対象に防犯カメラの設置、個人を対象に特殊詐欺防止用電話機器等の購入及びセンサーライト等の防犯用具の購入に係る費用に対し補助します。
▼環境と暮らすまちづくり
○上下水道事業への取組
安心安全な水を安定的に供給するため、水道施設の整備点検を進めます。また、良好な生活環境の確保と河川の水質保全のため、公共下水道事業施設・農業集落排水事業施設の維持管理、合併浄化槽の設置を推進します。さらに、浄水場機器の更新に向けた計画の策定、管路更新計画の見直しを行います。
▼活力あるまちづくり
○体験交流施設「のき山学校」の整備
コロナ禍を経て、リモートワークやワーケーションといった新たな働き方や生活スタイルの浸透に伴い、田舎の価値が見直される中で、体験交流施設「のき山学校」をそうした多様な生活のしかたを実践できる場として利活用するための整備を行います。
○林業の振興推進
新たな森林管理システムを活用した森林分析を進め、効率的な森林の整備、境界確認を進めるとともに、地域材の利用促進への取り組みを進めます。併せて、森林経営管理制度の運用に向けた森林情報等の基盤整備を行います。
○観光による地域活性化
電動アシスト付自転車でまちめぐりを行う「ぽたび」事業を、観光まちづくり協会を中心に引き続き進めていきます。また、ホタルを切り口として毎年開催している「ホタルのさんぽ道」については、令和6年度からは観光まちづくり協会及び商工会が中心となった実行委員会を立ち上げ、よりフレキシブルなイベントへと発展させていきます。さらに、一般の方から譲り受けた「預り渕ログハウス」とその周辺について、町の新たな観光資源の一つとして有効活用するための調査を行います。
▼定住・交流を支えるまちづくり
○とうえい暮らしのカラフルパッケージ
コロナ禍以降、田舎への移住が注目される中、移住希望者が少しでも移住しやすくなるよう、空き家改修や通勤への補助、定住支援金などの支援を引き続き行っていきます。
▼協働によるまちづくり
○旧東栄小学校校舎等解体工事の実施
「東栄町公共施設等総合管理計画」の個別施設計画で「今後の活用が見込めないため解体する方向で検討」としていた旧東栄小学校の解体を行います。
○地域づくり活動の自立と起業を応援
各行政区が創意・工夫により行っているコミュニティ活動を引き続き支援します。また、地域課題解決のために取り組む地域づくり団体の活動支援に、引き続き取り組むとともに、町のにぎわい創出、地域課題につながる起業についても応援していきます。
▼その他
○公共土木施設災害復旧工事の実施
令和5年6月の大雨により、町道下古戸浅井線の法面が崩落し、一部不通となっております。現在は、仮設の人道橋を設置し、人の往来は可能となっておりますが、復旧に向けて工事を進めていきます。
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