防災士は“自助”“共助”“協働”を原則とした活動が期待されています。私は“自助”への思いをきっかけに防災士の講座に申し込みました。数年前、大雨による雨量規制や土砂崩れにより、電車の運行が見合わせになることが何回かありました。これほどの雨がなぜこの地域は多いのだろう。大雨が予測される日は電車に乗るのを控えよう。なぜなら、土砂崩れにまきこまれたら、線路の復旧にとどまらず救助も必要となるからです。つまり、“自助”(自分の安全は自分で守ること)につながります。
防災士の講座は、2日間かけて地震や津波、気象災害などの災害発生のしくみ、災害関連情報の読み方、災害対策を学びます。講座の学びや資料は、自分の安全を自分で守るための備えとして今も役に立ち続けています。
防災士 美濃羽冴子
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