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〔今月の特集〕令和6年能登半島地震における東栄町の対応

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愛知県東栄町

■職員の派遣
派遣先:石川県志賀町
概要:志賀町からの要請に従い、県内市町村が連携・協力し、切れ目のない継続した支援を実施しました。
従事内容:被災者への罹災証明書(災害による被害の程度を証明する書面)の交付に当たり、住家等の被害状況調査に従事しました。
本町の派遣実績:
(1)第4陣 2月4日~11日
(2)第6陣 2月18日~25日
(3)第8陣 3月3日~10日
(4)第10陣 3月17日~24日
(5)第13陣 4月7日~14日

■見舞金の贈呈
東三河地域防災協議会構成市町村で石川県に対し、見舞金を贈りました。
贈呈額:東三河地域防災協議会構成市町村で合計400万円。内、東栄町では50万円を贈りました。
※東三河地域防災協議会とは…東三河8市町村(豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市、田原市、設楽町、東栄町、豊根村)で構成され、連携して災害に強い地域づくりの促進を目的としています。

■義援金募金箱
引き続き、東栄町役場及び東栄保健福祉センター窓口に募金箱を設置しています。皆さんの温かいご支援をお願いします。

■災害支援派遣を終えて
▼第4陣 2月4日~11日
派遣職員…市野瀬
震災から1ヶ月が経ち、住家の被害状況調査に係る人員を増員したタイミングでの派遣でした。
昔ながらの住家が多く、各所で屋根瓦が崩れ落ちている状態でした。特に蔵や納屋の被害状況は著しく、2次災害を巻き起こしかねない程でした。
派遣をとおして活動拠点の大切さを実感しました。現地職員と多くの派遣職員が連携を取りながら、スムーズに業務を行えたのは、庁舎が機能する状態で残っていたことが大きいのではないかと思いました。
この経験から、いつか来る災害への意識が高まり、今できることに少しずつ取り組んでいます。

▼第10陣 3月17日~24日
派遣職員…服部
令和6年3月に愛知県災害派遣第10陣として石川県の志賀町へ派遣されました。
町内を車で移動していると、いたるところで地震による被害がみられ、海岸沿いなどいまだに通行止めの場所も少なくありませんでした。
現地では、被災者への罹災証明書交付のため被害状況の調査を行いました。派遣職員の3人でひとつの班になり班長、計測係、タブレット入力係に分かれて町内をまわり、実際に建物の外観から被害状況を判断します。まず住民の方に申請のあった被害箇所を確認した後、下げ振りで建物の四隅の傾斜を計測、数値をタブレットに入力して壁や基礎部分のひび、屋根瓦のずれといった被害箇所の写真を撮影して調査資料のデータ作成を行いました。

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