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ちゅ~も~くっ公共施設!「5分で読める公共施設のこと」特別編No.2

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愛知県東浦町

[公共施設マネジメントシリーズ]

■もっと広めたい!町の公共施設
公共施設は「何のためにあるのか」「どんな使い方をしているのか」を知ってもらい、多くの方に施設を利用してほしいという思いから、特別編として、今後いくつかの施設を紹介していきます。

令和4年度に行った「公共施設のあり方に関するアンケート調査」では、文化センターと勤労福祉会館のどちらにも共通した意見として「何のための施設かわからない」などの意見がありました。今回は、この2つの施設を比較しながら紹介します。

○施設マネジメントキーポイント[1]
類似・同種の機能をまとめることにより、新たな付加価値を生み出すことが期待できます。

○施設マネジメントキーポイント[2]
「東浦町公共施設再配置計画」を策定しています。
これまでの検討内容を町ホームページにて公開中!

多世代交流や施設間連携による共同事業など、様々な相乗効果を期待するとともに、住民の利便性やサービスの向上を図ることのできる公共施設を目指すため、令和4年度より「東浦町公共施設再配置計画」の策定に取り組んでいます。町ホームページでは、これまでの検討内容や中間案を紹介しています。ぜひご覧ください!

■文化センターと勤労福祉会館どこが違うの?
◆勤労福祉会館
◇どんな目的で設置されたの?
勤労者(働く人)をはじめ、住民の皆さんが余暇を楽しむための場所や文化・教養などの研修の場所として設置されました。

◇どんなことができるの?
営利目的での利用が認められるため、会議室などを商品の販売や学習塾の教室として利用することができます。その他にも、会議や研修、サークル活動などにも利用でき、懇親会など飲食を伴うイベントなどにも利用することができます。また、勤労福祉会館では、町商工会館が併設されているため、事業者が経営支援を受けることができます。

◇稼働率
平成30年度における利用者数が最も多い月の貸出可能時間と実際に貸し出した時間の割合をもとに算出しています。

◆文化センター
「どちらも石浜岐路にあって、場所も近いよね!」
◇どんな目的で設置されたの?
教育や学術、文化に関する各種の事業を行い、住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化(豊かな心を育むこと)を図り、生活文化の振興や社会福祉の増進のために設置されました。

◇どんなことができるの?
ホールでは、グランドピアノやマイクなどの音響設備などがそろっているため、講演会や演奏会などにも利用できます。また、ふれあいサロンをはじめとした部屋があり、会議や研修、サークル活動などを行うことができます。また、各地区コミュニティセンターや藤江公民館と同様に住民の皆さんが教室や講座を開くための生涯学習の場を提供しています。

●2つの施設の貸館の違いは?
1番大きな違いは、同じ貸館機能であっても、「営利目的」の活動ができるかできないかというところです。例えば、勤労福祉会館では、利益を得るために商品などを販売する場所として借りることができますが、文化センターは、借りることができません。
※「営利目的」…利益を得ることを目的とした活動のことで、場合によっては、金銭の授受を伴わない営業や講演であっても、営利目的に該当することがあります。

●再編における考え方
文化センターと勤労福祉会館は、設置当初の目的は異なるものの、社会情勢やニーズの変化と共に使われ方が似通ってきています。建物を更新する際は、この2つの施設に限らず、同種・類似機能を持つ施設を集約化・複合化することで、利便性の向上につなげることができます。また、同種・同類機能だけではなく、異なる機能を合わせ、相乗効果を図ることで、今までになかった施設の価値を生み出すことを目指します。

問い合わせ:企画政策課
【電話】内線224

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