■―コミュニティのここが知りたい!―
町には、6つの地区にコミュニティ推進協議会(コミュニティ)があります。コミュニティとは、地域の人たちが集まって運営している地域住民の最も身近な組織です。
■困ってます…
▽コミュニティの問題
・高齢化
・担い手不足
・加入率の低下
▽解決するには
多くの住民の参加、今までとは違う視点や意見など、若い力が必要です。
■コミュニティってよくわからない…そんなあなたに!
▼コミュニティのQandAここが知りたい!
▽Q.コミュニティはなぜ必要なの?
A.同じ地域に住んでいるのに、近所の人の顔も名前もわからないでは、災害時など、いざという時に助け合うことができません。普段から近所の人と人の繋がりをつくっていくことが大切です。また、ごみステーションの美化や地域の課題など、地域のことは地域の住民で解決していくためにもコミュニティは必要です。
▽Q.コミュニティ加入のメリットはなに?
A.回覧板などで、町やコミュニティが行うイベントなどの情報を収集することができます。子育て世帯であれば、子どもとイベントに参加することで、地域の連帯や温かみを一緒に感じることができます。また、周りの方と顔見知りになれることから、災害時などいざという時に連絡を取り合い、助け合える関係をつくることができます。
▽Q.コミュニティに加入すると、コミュニティ推進委員をやらなければいけないの?
A.各地区にもよりますが、数年に1度、コミュニティ推進委員のメンバーになります。メンバーになるとコミュニティまつりの準備や部会活動がありますが、地域の方々と交流するチャンスでもありますので、ご協力をお願いします。
●コミュニティの役員を経験した方の感想は?
「会社員で地域のことを深く知る機会がなく、理解できないことも多かったが役員をきっかけに地域のことが理解できるようになった。」
「コミュニティまつりの準備などで、地域の知らない方と一緒に準備をして仲良くなり、買い物のときなどにあいさつをするようになった。」
▽Q.高齢者だから、コミュニティへの加入は必要ないのでは?
A.コミュニティは災害時など、いざという時のための組織づくりでもあります。人と人の繋がりを作るためにも、高齢の方にもコミュニティに加入していただきたいです。
■コミュニティを代表する森岡、石浜、緒川新田地区の会長さんに聞いてみた!
▼「どんなコミュニティ作りをしている?」
▽森岡地区コミュニティ推進協議会
会長 阿知波 弘さん
森岡コミュニティは令和5年度に設立40周年を迎え、大きな節目の年となりました。多くの仲間を増やすため、オリジナルのコミュニティのパンフレットを利用して、コミュニティへの参加を呼びかける活動を実施しています。コミュニティにおいては、皆さんが楽しめる事業や「ごみステーションの整備・子どもの通学路整備・防災施設の整備」など課題解決に向けた取組みも積極的に取り組んでいきます。今後も、皆さんの住んでいる地域の「安心・安全・美化」の向上を目指して活動していきます。
▽石浜地区コミュニティ推進協議会
会長 飯田 光晴さん
高齢社会、核家族化など時代は変化し、団塊の世代と言われる人たちも高齢となり、世代交代が進んでいます。このような状況の中でコミュニティ活動も変化が求められています。若い方や子どもたちなど幅広い意見を反映して、地域の将来に繋がる活動が求められています。私自身、コミュニティの活動も原点に立ち返り見直す必要を感じています。原点とは地域の笑顔であると考えています。また、地域文化の伝承のためにも高齢の方と子どもたちの交流も必要です。地域を支えるコミュニティを目指します。
▽緒川新田区長
卯ノ里コミュニティ推進協議会
会長 広瀬 元光さん
緒川新田地区に住む方々の「親睦・交流の推進」「快適な生活環境づくり」「安全・安心なまちづくり」を目指して、役員をはじめ関係諸団体の皆さんと共に活動しています。コロナ禍での3年間は、全ての活動が思うようにできず、歯がゆい思いをしましたが、令和5年度はコロナの規制が緩和され、積極的に活動しています。コミュニティ活動・行事を通して住民同士の「絆・繋がり・相互理解」をさらに深めていき、誰とでも言葉を交わすことができる緒川新田地区にしたいと思います。
●コミュニティに入るには?
「転入・転居等された方へ」という用紙を住民自治課または各地区コミュニティセンターへ提出してください。用紙は、転入・転居の届出時に役場住民課で配布または役場2階の住民自治課でも配布しています。また、住み続けている方の途中加入も可能です。
問い合わせ:加入については各地区コミュニティセンターへ
・森岡 【電話】83-3005
・緒川 【電話】83-3006
・卯ノ里 【電話】34-4822
・石浜 【電話】83-3007
・生路 【電話】83-3008
・藤江 【電話】83-7950
<この記事についてアンケートにご協力ください。>