ちょっと話題の町出身・町内で活躍している方を住民自治課で発掘し、2か月に1回紹介します!
■Beauty Japan中日本大会2023ファイナリスト近藤真由さん(森岡)
▽プロフィール
Beauty(ビューティー)Japan(ジャパン)中日本大会2023ファイナリスト。中日本大会事務局が事前審査期間で最も内面が美しいと感じたファイナリストへ送られる賞「Operation(オペレーション)award(アワード)賞」にノミネートされた。現在はカメラマン、フリーランス保育士として活躍中。
自分のビジョン(将来実現したい思い)を多くの人に伝えたい―。そんな思いから「Beauty Japan」というコンテストに出場した近藤さん。Beauty Japanは外見の美しさをテーマに受賞者が選出されるコンテストとは違い、生き方や考え方など内面の美しさに焦点を当てたコンテストだという。
なぜ、出場しようと思ったのか。「私には『幸せな子どもや家庭を増やしたい』『その人がその人らしく生きていくサポートをしていきたい』というビジョンがあります。ビジョンに対する思いを発信する手段として、昨年SNSを始めました。そんな時、私の投稿を見た大会運営の方が出場しないかと声をかけてくれたのがきっかけです。偶然Beauty Japan 2022に友人が出場しており、気になっていた大会でした」。
大会では、自分の思いを伝える1分間スピーチのチャンスが設けられた。限られた時間の中で自分の思いを伝えるにはどうしたらよいか、スピーチ内容を四六時中考えた。「大会出場にあたり運営から『大会出場はゴールではなく通過点。大会後はどうなりたい?』などを問いかけられ、私自身はどうしたいのかと自分と深く向き合う機会が増えました。相手に聞きたいと思ってもらえる言い回しが見つからず、自問自答する日々がつらかったです」と振り返る。
大会に出場して得たものや変化もあった。「自分の思いが人に伝わらない苦しさを感じたことがありました。何者でもない私が伝えても伝わらないんだと自信を失った経験があって。でも、自分と向き合い、スピーチで思いを伝えたことで、私の思いに共感してくれる人がいたり、同じ思いを抱えている人の存在を知ったりしました。思いは一気に伝わらなくても、じわじわと誰かに伝わればいいのだと感じることができ、それから自信をもって発信できるようになったことは私にとって大きな変化です」。
結果は惜しくも全国大会出場を逃したが「自分が内面の美を競うコンテストに出ることなんて想像もしていませんでした。一歩踏み出して大会に出場してよかったです」と笑顔で話した。
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