■No.17 「森岡地区拠点施設」「基本構想・基本計画」「スケジュール」のお話
3月に「東浦町公共施設再配置計画(以下、再配置計画)」を策定しました。今回は、その中で、学校と地域が密接に関わり合い、様々な人の居場所となるコミュニティ拠点(施設)の形成を目指すこととしている、森岡地区拠点施設の整備についてのお話です。
◆[1]森岡地区拠点施設の候補地
森岡地区拠点施設は、現在の森岡小学校・森岡児童館敷地と黄色い枠で囲まれた部分の内、一部の敷地※1を建設候補地として整備を予定しています。
この敷地は、森岡地区の東西住宅エリア(南古新田東~日生団地西)の距離のほぼ中心に位置しており、森岡地区としての視点で見れば、アクセスが良くなり利便性の向上が見込まれます。
※1 森岡小学校の西側から南側にかけて区画整理の計画が検討されており、町では森岡地区拠点施設整備のため、区画整理が予定されている土地の一部の取得を計画しています。なお、取得時期や整備時期は、区画整理の進捗にあわせます。
◆[2]再配置計画における森岡地区拠点施設の方向性
再配置計画では、森岡地区拠点施設を始めとした各地区施設の複合化の方向性として「各地区に設置されている小学校を中心とし、学校教育、子育て、学習・交流、福祉、運動、消防・防災機能をできる限りまとめて拠点化することで、多世代交流や多機能化による利便性向上などの相乗効果を図るための効果的・効率的な複合コミュニティ拠点の整備を検討します」と定めています。今後、この方向性をベースに、ワークショップなどで「どんな機能にするのか」や「どんな使い方をするのか」を検討していきます。
◆[3]森岡地区拠点施設の整備スケジュール
現在計画の段階であり、2026年度までに基本構想・基本計画を策定することを目指しています。また、再配置計画のロードマップでは、森岡地区拠点施設の整備全体としては、2033年度までに完成を目指しています。
◇基本構想とは?
施設の大まかな配置や建築計画、導入機能等の検討や基本理念、基本方針、コンセプトを決定するものです。
◇基本計画とは?
次の設計段階に向けて、「どんな使い方をするか」や「どう使いたいか」を検討し、導入する機能や施設の配置、部屋の規模、建築計画などを決定するものです。
◆[4]これから何を検討していく?
学校と地域・社会が支え合い協働することが大事!
今後、地域住民が利用する施設や学校施設・保育施設・消防施設などの多様な機能が、集積し複合化していきます。面積削減やコスト削減だけでなく「学校と地域・社会が支え合い協働する」といった共創空間の創出など、新たな学びの形、コミュニティ拠点のあり方を検討していくことが必要です。また、小学校や児童館は、同一敷地内での整備のため、学校教育などの事業継続に配慮した整備の段取りが必要です。
◆[5]10月に勉強会を開催します!
基本構想・基本計画を策定するうえで、ワークショップを実施する予定です。モデル事業である森岡地区拠点施設は町の公共施設再編で先導的な事例となることから、森岡地区に住む住民の皆さんだけにとどまらず、東浦町の皆さんからの意見をいただきたいと考えています。
多くの皆さんに公共施設再編のことを伝えていきたいため、事例勉強会を開催します!
◇事例勉強会 お子さんを連れての参加も大歓迎!
とき:10月13日(日)午前10時~正午
ところ:森岡小学校 体育館
申込み:2次元コードへ(※本紙参照)
●3月に森岡地区説明会が開催されました
森岡地区主催の説明会にて、「公共施設の現状と課題」と「地区施設」をテーマに説明しました。住民の皆さんからは、案に対する懸念点や賛成の声がありました。
○参加者の意見(一部)
・災害時の交通の便を踏まえて検討してはどうか。
・伊勢湾台風時の経験から、東浦中学校を高台に移転するのは、賛成である。
・資料館や図書館が集約化の対象だが、集約に伴い、貴重な財産が破棄されてしまうと困る。 など
問い合わせ:企画政策課
【電話】内線224
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