ちょっと話題の町出身・町内で活躍している方を住民自治課で発掘し、2か月に1回紹介します!
■Mrs of the Year WORLD 2024 Miss部門グランプリ 千葉羽寿留(ふぁじゅる)さん
▽プロフィール
母がフィリピン人で、日本で生まれ育った町内在住の大学生。6月に開催された、美しさの多様性、世界平和を願う祭典で世界規模のコンテスト「Mrs of the Year WORLD(ミセスオブザイヤーワールド)2024」のMiss部門にフィリピン代表として出場し、見事グランプリに輝いた。
「夢はアクション俳優」と強い意志を持って語る千葉さん。かつては「自分に自信がなかった」と話す。「自信の無さ」を克服したのがミスコンテスト(以下、ミスコン)だったそうだ。
「人前に出る仕事には興味がありました。特に有名なミスコンに出場するような堂々と立ち振る舞う美しい人を見て勇気をもらっており、心のどこかで『私も誰かに勇気を与える人になりたい』と思っていました。でも、ミスコンで必要な語学やウォーキングなどのスキルは無いし、人前に出ることが苦手な自分もいて、無理だと諦めていました」。
大学生になり、何か新しいことに挑戦したいと思っていたとき、知人からミスコンに出場しないかと声をかけられた。「最初は1人では自信が無くて、妹と出場しました(笑)。自分は経験も浅い。内心、出場はするけれど、賞なんてとれないと弱気でした。でも、出場してみたら意外と乗り切れて、結果は2位。あんなに人前に出るのが嫌で、2位を獲れたことだけでも快挙なのに、号泣するほど悔しくて。それに『やればできる』と自分に自信が持てるようになりました」。
その後、様々なミスコンに挑戦する中で、Mrs of the Year WORLDのフィリピン代表として、世界の大舞台に立つチャンスを得た。「今まで出場したことのない世界規模の大会。不安だったけど、自信の無さを克服して新しい自分になれるかもと出場を決意しました」。
しかし、世界大会の出場者のレベルは高く、劣等感に苦しんだ。「周りは容姿端麗な人ばかりで、ウォーキングも完璧にこなす姿に圧倒されました。なのに、私はできないことが多い。特に、オープニングダンスの披露が苦手で『あなただけできてない』と出場者の前で先生に怒られて。逃げたかったけど、家族や大会経験者に支えてもらい、泣きそうになりながら、死にものぐるいでダンスの練習をしました」。本番は堂々と立ち振る舞い、結果はグランプリだった。
「次のステップは知名度を上げること。いつか有名なミスコンに出場したいと考えています。その舞台に立つには、磨かなければならないスキルがたくさんあります。語学のスキルアップのため、大学で英語を学んでおり、1月からアメリカに留学する予定です。武道の経験もあるので、今後はその経験を生かしたアクション俳優になれるよう努力を重ねていきます!」。
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