保健センターだより(1)

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第2期東浦町いきいき健康プラン21　シリーズ15
「健康でいきいきとした自分づくり家庭づくりまちづくり」

■歯と口の健康
◇定期的な歯科健診を受診できていますか?
いきいき健康プランの取組みの1つである「歯と口の健康」の各評価指標の達成状況は、令和3年度に行われた中間評価時点では「3歳児健診でむし歯がない子の増加」の項目が改善し、「進行した歯周炎を有する人の減少」の項目では「中間値が策定値より悪化している」という評価になりました。

◇歯周病とは?
歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯茎(歯肉)や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。歯周病は30歳代後半以降の約7割が罹りかん患しています。早期には明確な自覚症状が現れにくく、歯の動揺、歯肉からの排膿といった自覚症状が出た時には、保健指導や歯科治療では歯の喪失を防ぐことは困難となる場合が多く、早期に歯周病を発見し、適切な治療につなげることが重要です。

◇東浦町の取組み
歯科医院と連携し、歯周疾患検診や妊婦や乳幼児の歯科健診を行い、歯周病やむし歯の早期発見に努めてきました。令和6年度から、歯周疾患検診の対象に20、25、30、80、85、90歳を追加し、20歳から90歳の5歳刻みの年齢の住民に拡大して実施することで、生涯を通じた歯科健診の機会を確保しています。また、同じく令和6年度より9020表彰式を開催することで90歳で自分の歯を20本以上残すことを目標としています。今後もより多くの人に健診を受けてもらえるように歯と口の健康に取り組んでまいります。

■90(きゅうまる)歳で歯が20(にいまる)本達成おめでとうございます!
永久歯は親しらずを除くと28本あります。そのうち20本以上あればほとんどの食べ物を噛むことができ、おいしく食事をすることができます。健康なお口を保つことは、いきいきとした生活を送るためには欠かせません。
今年度から「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めて、9020表彰式を開催することになりました。
(敬称略・匿名希望の方は省略)
(※本紙をご覧ください)

◇9020達成者の皆さんに聞きました!
歯を大切にするために、心がけていること、日頃おこなっていることを伺いました!皆さんも9020で健康長寿を目指しましょう。
・朝晩かならず歯をみがいています。
・定期的に歯科健診に行っています。
・食事はよく噛んで食べるようにしています。など

毎月19日は食育の日
問合せ：保健センター
【電話】83-9677【FAX】83-9678