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[特集]おしえて!給食の舞台裏 まだ知らない給食のセカイ!(1)

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愛知県東浦町

「キーンコーンカーンコーン」と4時間目の授業の終わりを告げるチャイムが鳴ると、給食配膳室からほのかにおいしそうな匂いが漂い、給食の時間が始まる|。あなたが小中学生だった頃、給食はどのようなものだったでしょうか?
学校給食は今、コロナ禍、食材などの物価高騰、そして学校での食の指導の変化などにより、時代と共に変化しています。もしかしたら、皆さんが思い浮かべる給食の様子とは違っているかもしれません。
また、小中学校で毎日当たり前のように食べていた給食は「栄養満点!」ということは知っていても、給食を調理するのにかかる時間、子どもたちにおいしい給食を食べてほしいと日々奮闘する人たちのこと、給食をおいしくするヒミツなど…を知っている方は少ないのではないでしょうか。
そこで、この特集では、東浦町の学校給食の「今」と知られざる給食の舞台裏を紹介します。
いざ、給食のセカイへ!

編集 住民自治課

■おしえて!東浦の学校給食 学校給食のキホン!
学校給食は「学校給食法」に基づいて行われています。学校給食は栄養のバランスがとれた食事をとることができるよう工夫されており、児童・生徒の成長と健康の保持増進などに大きな役割を果たしています。

◇学校給食の役割
学校給食が始まった当初は、貧困や戦後の食糧難による子どもの栄養状態の悪化を背景に学校給食が行われていました。時代が変わり、子どもたちの食生活を取り巻く環境が大きく変化し、偏った栄養摂取、肥満傾向など、健康状態について懸念される点が多く見られる今日、学校給食は子供たちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けるために重要な役割を果たしています。
※参考:文部科学省ホームページ 学校給食週間

◇給食のはじまり
学校給食は、明治22年に山形県鶴岡町(現鶴岡市)の私立小学校で貧困家庭の子どもを対象に行われたのが始まりとされています。戦時中に一時中断されましたが、昭和29年に学校で給食を出すための法律「学校給食法」ができました。その後、現在にいたるまで学校給食は学校教育活動の一環として、普及·充実が図られてきました。
※出典:文部科学省『日本の学校給食と食育』リーフレット

現在の給食は、基本的に主食、主菜、副菜、汁もの、牛乳で構成され、日によってはデザートがつきます。主食は、ごはん、パンのほかに麺の日もあります。

◇学校給食の目標
学校給食法では、学校給食の目標を7つ定めています。
(1)適切な栄養の摂取による健康の保持増進。
(2)食事について正しい理解を深め、健全な食生活を育む判断力や望ましい食習慣を養う。
(3)明るい社交性と協同の精神を養う。
(4)自然の恩恵への理解を深め、生命、自然を尊重する精神や環境の保全に寄与する態度を養う。
(5)食生活が多くの人々の勤労に支えられていることを理解し、感謝する。
(6)伝統的な食文化について理解を深める。
(7)食料の生産、流通及び消費について、正しく理解する。
※出典:文部科学省 『日本の学校給食と食育』リーフレット

◇東浦町の学校給食費
食材にかかる費用を保護者に負担していただいています。給食センターの運営に必要な光熱水費や人件費は町が別途負担しています。(2024年12月現在)
小学校280円/食※
中学校330円/食※
※2024年度は、保護者負担軽減のため、一部(小学校は280円のうち30円、中学校は330円のうち40円)を町が補助しています。

◆東浦の給食ここが特色!
◇[その1]おいしい給食のヒミツは出汁にあり!?
素材の味を生かした給食を提供するため、料理に合わせて鶏ガラや豚骨、削り節を使って出汁をとっています。おいしい出汁を取るために、朝一番からできるだけ時間をかけてコトコト煮出しています。うま味たっぷりのおいしい味わいに!

◇[その2]「ひがしうらRe-Boneグルメを食べる日」⁉
毎月11日の「ひがしうらリボーンの日」にあわせて、おからを使用した、ひがしうらRe-Boneグルメメニューが提供されています。
例:卯の花ごはん、卯の花呉汁 卯の花サラダなど

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