4月1日からはじまります!パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度

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■パートナーシップ制度とは?
お互いを人生のパートナーとして、長く生活の基盤を協力して作り上げていくことを約束した2人が宣誓し、町がその宣誓を受理したことを証明する制度です。性的マイノリティを含む、パートナー関係にある方々が利用することができます。この制度は法律上の婚姻とは違い、法的な効力は発生しませんが、様々なサービスや社会的配慮を受けやすくするものです。

■ファミリーシップ制度とは?
パートナー関係にあるふたりに加え、その親や子どもなど、近親者も含めて町が「家族」と認めるものです。

■宣誓により受けられるサービス
・町営住宅の入居申込み(同居することが条件)
・災害弔慰金の申請
・保育所入所申込み
・住民票に続柄を「縁故者」と記載
など

■宣誓をすることができる方
パートナー関係にある方
《宣誓の条件》
・双方が成年であること(満18歳以上)
・少なくともどちらかが町内に住んでいること、または3か月以内に転入予定であること
・双方に配偶者がいないこと
・双方が他の方とパートナー関係にないこと
・民法上婚姻できない関係でないこと(養子縁組を除く)
異性・同性を問いません。性的マイノリティ以外の方も宣誓できます

■宣誓方法
住民自治課の窓口または郵送で宣誓書と必要書類を提出
必要書類：住民票、配偶者がいないことを証明する書類(戸籍、独身証明書等)、本人確認書類など
※宣誓書は住民自治課窓口または町ホームページからダウンロード
※窓口での宣誓の場合は、事前予約が必要です。詳細は町ホームページへ

▽窓口での宣誓の場合
(1)宣誓日の予約…宣誓日の7日前までに電話またはメールなどで住民自治課へ
(2)宣誓日当日…宣誓書と必要書類を住民自治課へ持参
(3)証明書などの交付…簡易書留で代表者に郵送

▽郵送での宣誓の場合
(1)宣誓書と必要書類を郵送…配達記録が残る方法(簡易書留など)で送付してください。
※書類に記載の日付が宣誓日となります。
(2)役場から電話で確認…宣誓内容について、確認連絡をします。
(3)証明書などの交付…簡易書留で代表者に郵送

■もう一度学んでみよう　性の多様性ってどういうこと?
◆性のありかた
◇法律上の性別
身体的特徴をもとに、出生時に割り当てられた性のことです。

◇性表現
服装や言葉遣い、仕草など社会的な性別をどのように表現するかということです。

◇性同一性(性自認)
自分の性別をどのように認識しているかという、ある程度持続的な自己意識のことです。

◇性的指向
恋愛や性愛の対象が、どのような方向に向かうかという概念のことです。

◆「性」ってなんだろう?
性のあり方は、これら4つの要素がさまざまに組み合わさっています。　また、性的指向(Sexual Orientation)、性同一性(性自認)(Gender Identity)の頭文字をとって、SOGI(ソジ、ソギ)とも言われます。
SOGIのあり方は、自分の意思や外部からの圧力で変更することはできません。しかし、ある人のSOGIのあり方が、人生の過程で変容することはあります。自分のSOGIをどう理解するか、どう呼ぶかについても変化する可能性があります。

◆性的マイノリティってどんな人?
性的指向や性同一性(性自認)が、何らかの形で多数派と異なっている人のことを性的マイノリティといいます(性的少数者、セクシャル・マイノリティともいいます)。性的マイノリティの一部を指してLGBTやLGBTQという略称が使われることもあります。
性的マイノリティの方は、ごく身近に存在しています。LGBTなど性的マイノリティに該当する人は、約10人に1人(9.7%)という調査結果があります。
出典：電通ダイバーシティ・ラボ「LGBTQ+調査2023」

◇LGBTQとは…
・レズビアン(Lesbian)…女性に性愛感情を抱く女性
・ゲイ(Gay)…男性に性愛感情を抱く男性
・バイセクシュアル(Bisexual)…男女どちらにも性愛感情を抱く人
・トランスジェンダー(Transgender)…出生時に割り当てられた性別が、性同一性(性自認)と異なる人
・クエスチョニング(Questioning)…自身の性同一性(性自認)や性的指向が決まっていない人
・クィア(Queer)…性的マイノリティを包括的に示す言葉
またLGBTに含まれない性的マイノリティの方もいます。例えば、性別に関係なく、他者に性的に惹かれない「アセクシャル」、性同一性(性自認)が男女のどちらにも属さない「Xジェンダー」「ノンバイナリー」などがあります。

「自分らしさ」を認め合うまちを目指しましょう!

問い合わせ：住民自治課
【電話】内線295