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ひがしうらから平和への願い

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愛知県東浦町

ロシアによるウクライナ侵攻開始から2年を迎え、未だに収束の目途が立たない中で、イスラエル・パレスチナ情勢によって世界はますます混迷を極め、戦禍により多くの人々の命や日常が奪われています。戦争は、決して他人事ではありません。

■次世代へ「折り鶴つなげよう!」プロジェクト
◆広島・長崎への思いを形に
毎年8月に役場ロビーで開催している非核・平和パネル展で集まった折り鶴を平和教育の一環として緒川小学校の子どもたちに思いを紡いでもらいながら千羽鶴を作成しました。
完成した折り鶴は、広島市の平和記念公園内の「原爆の子の像」に献納します。

◆非核平和宣言のまちとして
東浦町は1995年に非核平和宣言をし、核兵器や戦争のない平和な世界を願っています。被爆、そして第2次世界大戦の終結から78年が経過し、戦争や原爆の惨禍を体験した人たちがいなくなる時が、日々近づいています。
戦争の悲惨さや核の恐ろしさを伝え、平和への想いを次世代に継承していくこと、そして、住民の皆さんが安心して暮らし続けていける地域社会の実現に向け、核兵器廃絶や平和行政の推進に引き続き取り組んでいきます。

◇東浦町の平和/被爆2世アオギリ、クスノキを知っていますか?
2002年に町が「日本非核宣言自治体協議会」へ加盟したことをきっかけに「日本非核宣言自治体協議会」から2本の苗木をいただき、於大公園内に植樹しました。

・被爆2世アオギリ
1945年8月6日、広島市に原子爆弾が落とされました。爆心地から約1.3キロメートル離れた広島逓てい信局(現在の中国郵政局)の中庭で被爆しました。爆心地側の幹半分が熱線と爆風により焼けてえぐられましたが、焦土の中、青々と芽を吹き返し人々に生きる希望を与えました。

・被爆2世クスノキ
1945年8月9日、長崎市に原子爆弾が落とされました。爆心地から南東へ約800メートルのところにあった山王神社の2本のクスノキは、原爆のさく裂による強烈な熱線とすさまじい爆風により大きな被害を受けました。一時、生存も危ぶまれましたが、その後、樹勢を盛りかえし、現在は長崎市の天然記念物に指定されています。

問い合わせ:総務課
【電話】内線244

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