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自治体の皆さまへ

暮らしを支える下水道(2) 私たちの身近に存在する下水道

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愛知県東浦町

4月に東浦町下水道事業経営戦略の見直しをホームページに公表しました。皆さんに東浦町の下水道について紹介します。

■東浦町の汚水処理と下水道(汚水管)が抱える課題
◇東浦町の汚水処理
町内の各家庭や事業所などから出た汚水は、東浦町の汚水管(公共下水道)と愛知県の汚水管(流域下水道)をそれぞれ通り、愛知県の施設である浄化センター(境川浄化センターと衣浦西部浄化センター)まで流れていきます。なお、汚水管が整備されていない地域に住んでいる皆さんは、浄化槽を設置して、汚水処理をしています。
家庭から出た汚水がきれいな水になるまでの流れ

東浦町の汚水管(公共下水道)
↓ 町内の汚水管は東浦町が管理しているよ!
愛知県の汚水管(流域下水道)

浄化センター(境川浄化センターと衣浦西部浄化センター)
最終的に浄化センター内で微生物による汚水処理などを行い、きれいな水にして海(衣浦港)に流しています。

◇公共下水道(汚水管)の課題
町では1989年頃から汚水管の整備を始めて、現在では町内での整備をおおむね完了させています。汚水管の通常使用期間は約50年です。家や車なども古くなったら建て替えや買い替えをするように、汚水管も古くなったら入れ替える必要があります。
2040年以降になると、整備を活発に行っていた平成以降にできた汚水管が50年を経過し、入れ替え工事の実施が必要となるため、より多くの工事費用が必要になります。

町が整備する以前に民間で整備された汚水管は、現在東浦町が譲り受け、使用期間の50年を超えているため順次入替工事を実施しています。

◇課題解決に向けて
公共下水道を維持していくためには、安定的な収入の確保が重要となってきます。安定的に収入が確保できれば、必要な工事費用が確保でき、円滑に工事を実施していくことが可能です。現在、東浦町下水道事業は、十分な収入を得ることができていません。今後は、下水道使用料の値上げを検討していく必要があります。

\募集します!/
下水道事業の審議会委員

問い合わせ:上下水道課
問合せ:内線256

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