■―暮らしの中に息づく占い―
籤(くじ)はかつて、神意を問う神聖な行事として大きな決断の際に行われていました。
現代の生活の中でも、正月におみくじを引き、悪いことが続けば厄払(やくばら)いを行うなど様々な悩みや不安を解消するために占いやまじないが行われています。東浦でも、かつて生路村には陰陽師(おんみょうじ)の集団がおり、年始万歳(まんざい)だけでなく卜占(ぼくせん)や加持(かじ)祈祷(きとう)を行っていたようです。また、旧家の家相図(かそうず)が残されており、家の難を避け繁栄を願って間取りを占っていました。この企画展では、江戸時代から戦前を中心に、人々の生活に根付いた占いやまじないを紹介します。
とき:9月28日(土)~12月1日(日)
午前9時~午後5時 ※月曜休館
ところ:郷土資料館
入館料無料
問い合わせ:郷土資料館(うのはな館)
【電話】82-1188
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