ちょっと話題の町出身・町内で活躍している方を住民自治課で発掘し、2か月に1回紹介します!
■エアロビック 知崎百華さん
「目指すはエアロビックで世界一」と話す知崎さん。「エアロビック」は、音楽に合わせて体を動かすダンスと体操を合わせた競技で、健康維持を目的とした運動「エアロビクス」が派生してスポーツ種目になったもの。技の完成度や難易度、表現力や音楽にあった演技力などで勝敗が決まる。
「エアロビックに出会ったのは3歳のとき。年上の子がエアロビックの演技をする姿を見て、やってみたい!と思ったのを覚えています。小学1年生のとき、選手を目指して本格的に始めました」。
プロフィールの経歴のみならず、準優勝以上の成績を収めた大会は20大会以上。強さのヒミツは何か。「最初から強かったわけではありません。エアロビックを始めた頃、憧れの先輩の真似をするところから始めました。でも、上手くできず…。難しい技ができるようになるまで毎日練習する、できるようになる、また新しい技に挑戦するの繰り返し。才能があるわけではなく練習を重ねて徐々に力を付けたタイプです。誰よりも練習量は多い自信があります」。それでも、大会に出れば周りは強い選手ばかりで、毎回必死に勝利を掴みに行っていると話す。
競技のために心掛けていることはあるか。「体型維持と顔の表情です。レオタードを着たときの見た目の美しさは、技の美しさに直結します。痩せすぎても、太りすぎても演技に影響が出る。また、顔の表情も得点の要素の1つで、審査員にバッチリと笑顔を決めることも意識しています。食事には気を付けていて、糖質制限、タンパク質を中心に摂(と)る、特に大会前はおかずの味付けは薄味にして、脂っこいものは食べないようにしています。大会前にむくんでいるとモチベーションが下がるので(笑)」。
食事に気を付け、毎日練習。どうしてそこまで頑張ることができるのだろうか。「エアロビックをすることが何よりも楽しい!そして、憧れの選手のように表彰台に立ちたい、その一心です」。
最後にメッセージ「エアロビックはマイナー競技。この記事を通じて、もっと知ってもらえたらうれしいです!」
◇プロフィール
町内在住の高校1年生。エアロビックの全国大会で何度も優勝を果たす実力の持ち主。2月の全国大会では3部門で優勝。5月には世界大会に出場し、2部門で優勝。9月にイタリアで開催される世界選手権大会に日本代表選手として出場する。
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