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食生活改善推進員 冬のおすすめレシピ

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愛知県東郷町

■けんちん汁の歴史・由来
▽由来(1)巻繊(けんちゃん・けんせん)
中国の精進料理である普茶料理の一種。千切りにした材料を薄焼き卵で巻いたもの。

▽由来(2)建長汁(けんちょうじる)
鎌倉の建長寺で修業していた僧侶が作っていたもの。精進料理であるため動物性食品は一切使用しないことが特徴。他の精進料理で余った野菜くずを無駄なく用いるため、地域によって使用される野菜が異なる。また、けんちん汁の豆腐は崩して入れるが、一説によると建長寺の修行僧が落とした豆腐を拾い集めて洗い、汁に入れたことから、という逸話もあるとのこと。

■recipe けんちん汁
▽材料(4人前)
木綿豆腐…2/3丁
ごぼう…1/3本
こんにゃく…1/3本
里いも(中)…2個
にんじん…3cm
しいたけ…4個
酢…少々
だし…2カップ(400ミリリットル)
薄口しょうゆ…小さじ1
塩…少々
サラダ油…小さじ1

▽栄養成分表示(1食あたり)
エネルギー…122kcal
たんぱく質…5.7g
脂質…3.6g
炭水化物…28.9g
塩分相当量…0.5g

▽作り方
1.
豆腐…ペーパータオルに包んでざるにのせ、皿などの重しを載せて、30分程水切りする。
ごぼう…皮をこそげて斜め薄切りにし、酢水にさらしたあと水気を切る。
里芋…皮をむいて5mmの輪切りにする。
にんじん…皮をむき、半月切りにする。
しいたけ…軸を切り落とし、縦4等分に切る。
こんにゃく…水から2~3分茹で、スプーンで1口大にする。
2.サラダ油を熱した鍋に(1)の豆腐を小さめにちぎりながら入れて炒め、(1)を加えて全体に油が回るまで炒め合わせ、出汁を注いで煮る。途中でアクを取りながら、野菜が柔らかくなるまでさらに煮る。
3.(2)に薄口しょうゆ、塩で味付けをしてひと煮立ちさせたら完成!

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