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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ(1)

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愛知県江南市

江南市長
澤田 和延

新年おめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
さて昨年を振り返りますと、ワールド・ベースボール・クラシックでの3大会ぶり3回目となる日本代表の優勝や、小田凱人選手がウィンブルドン選手権2023車いすテニスシングルスで優勝し、全仏オープンに続いてのグランドスラム制覇となったこと、藤井聡太棋士が王座戦を制し、史上初となる8冠を達成するなどといった明るく勇気づけられるニュースが多くありました。本市においても、陸上競技やバレーボールなど、さまざまな競技で全国大会に出場される市民の方が表敬訪問にお越しいただき、そのご活躍を伺い、大変うれしく、誇りに思います。
また、行政におきましても4月にtokoko+tokotoko=labo(布袋駅東複合公共施設)がオープンし、連日多くの方々に訪れていただいております。「南玄関口にふさわしいにぎわいと、安心して住み続けられるまちの交流施設」としてこれからも長く愛され続けることを期待しつつ、市民の皆様の利便性や市の魅力向上につながるよう引き続き努めてまいります。
5月には、新型コロナウイルス感染症が5類感染症へと引き下げられ、多くのイベントが再び開催されるようになりました。こうなん藤まつりも4年ぶりに開催され、色鮮やかに咲き誇る藤はもちろんのこと、嫁見まつり、写真コンテストといったさまざまなイベントを市内外の大勢の方々に楽しんでいただくことができました。コロナ禍において、中止や規模の縮小を余儀なくされたイベントも多かったことを考えますと、市民の皆様の笑顔があふれる場の大切さを改めて実感しております。
明るい話題の一方で、世界情勢への不安は尽きることなく、自然災害、物価高騰は私たちの生活に大きな影響を及ぼしております。今後も、社会情勢を的確に捉え、引き続き皆様の健康と暮らしを最優先に考え、施策を進めてまいります。
本年は市制70周年を迎える節目の年となります。昨年、一般公募から「あすへと続く私たちのまち江南」というキャッチフレーズが決定しました。このキャッチフレーズには、全世代の市民が一体となってさまざまな課題に取り組み、将来にわたって続いていくまち江南をつくろうという想いが込められております。また、市北部を流れる雄大な木曽川の流れと市の花である藤の花で70を表現したロゴマークも誕生しました。
6月の記念式典をはじめ、さまざまな記念事業を「全世代対象」「SDGs」「元気回復」「魅力再発見」といった4つの基本コンセプトのもと開催し、この1年を華やかに彩り、盛り上げてまいりますので、ぜひ、市民の皆様にも大勢ご参加いただき、楽しんでいただきたいと思います。これまでの70年の歴史を振り返りながら、これからも愛され続ける江南市を目指し、新たな一歩を踏み出してまいります。
そのためにも、江南駅周辺の整備、曽本地区工業用地整備事業などといった重要な政策課題や、人口減少対策、DXなどの行政のデジタル化の推進、地域の活性化など、これらの課題解決に取り組まなければなりません。現在市では、第6次江南市総合計画の後期基本計画の策定を進めており、市の将来像である「地域とつくる多様な暮らしを選べる生活都市」の実現に向け、「市民の皆様との対話」を大切に、全ての皆様が幸せを実感し、生きがいを持って暮らせるまちとなるよう全力を傾注してまいる所存でございます。
結びとなりますが、本年も市政各般にわたり、より一層のご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸を心から祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

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