【委員会ダイジェスト】
▽庁舎等維持運営事業について
問:電気使用料について、令和5年度と比較すると金額が下がっているが要因は何か。
答:令和5年度に実施した本庁舎照明のLED化により、電気使用量の削減効果として年間約9万7000キロワットアワーを見込んでいることが1つの要因となっている。
▽選挙管理委員会事業について
問:投票率の向上に向けた取り組みとして、新たな期日前投票所の増設をする考えはあるか。
答:選挙管理委員会としては、新たに開設したtoko+toko=laboにおいて、より良い投票環境を整えていくために、課題の洗い出しおよびその改善を進めていく。また、期日前投票所を増設するには投票管理者、投票立会人、投票事務従事者と多くの人員が必要となり、正規職員の勤務時間中の応援体制も不可欠であるため、期日前投票所の増設については慎重に検討をしていく必要があると考えている。
▽歳入歳出事務処理事業について
問:口座振込手数料について、予算計上に至った経緯と、近隣自治体の対応状況はどうか。
答:銀行間における取引手数料の見直しや、総務省からの通知を受け、指定金融機関から令和6年10月より手数料負担の要請があった。なお、近隣自治体も要請に対し同様に対応していくと聞いている。
▽消防車両更新等事業について
問:災害対応特殊小型動力ポンプ付水槽車が前回の更新車両より高額になった理由は何か。
答:前回に比べ原材料費の高騰や、車両安全機能および環境性能が厳しくなったため、過去の基準では車両が設計できなくなったことが考えられる。
▽火災予防事業について
問:住宅用火災警報器設置費補助金の実績はどうか。
答:令和5年7月中旬から施行し、6年3月8日現在、火災警報器を82個助成し、執行率は89.3%となる。
問:令和6年度は何個の助成を見込むのか。
答:令和5年度同様、約90個を見込む。
▽防火水槽震災対応化事業について
問:防火水槽を撤去し二次製品設置と、タンクインタンク工法の場合は、費用の差はどれくらいか。
答:二次製品による更新の費用は、既存品撤去におおむね500万円から700万円、二次製品の設置に約1800万円かかる。タンクインタンク工法は約1500万円でできることから、震災対応化事業の残り10基を進めていく中では、費用的に後者を採用した。
問:他の自治体はタンクインタンク工法を採用しているのか。
答:経年した防火水槽への対応としては、稲沢市と犬山市で施工実績がある。
■令和6年度尾張都市計画事業江南布袋南部土地区画整理事業特別会計予算
問:換地処分清算事業について、その他特定財源の受入清算金とは何か。
答:市の所有地に対する交付清算金を歳入で受け入れ、特定財源とし充てるもの。
問:清算金の徴収および交付の対象者は何名で、高額の徴収清算金は幾らか。
答:徴収権利者は138名、交付権利者は76名で、高額の徴収清算金については1000万円を超える方がいる。
■令和6年度江南市介護保険特別会計予算
問:一般介護予防事業実施委託料の内容はどのようなものか。
答:新たに実施するeスポーツを活用し、1回当たり90分から120分の講座を行うもの。始めに講義や体操を行った後に、eスポーツの体験を行うという構成を考えており、1期6回を、年度中に2期行い、すいとぴあ江南とHome and nicoホールの2会場で実施する予定。
問:委託業者はどのように決まるのか。
答:入札により決定する。
問:どのような高齢者が対象となるのか。
答:要介護認定を受けていない65歳以上の高齢者が対象になる。
問:eスポーツの体験を行うための機器はどのように準備するのか。
答:委託料の中に借上料が含まれている。
■令和6年度江南市水道事業会計予算
問:県水受水費が令和5年度と比較して増加しているが、県水使用料の値上げ分のほかに、何を見込んでいるのか。
答:揚水規制により令和8年度までに地下水揚水量を削減することとしており、県水受水量を6年度から徐々に増やすため、受水量の増加を見込んでいる。
問:年間給水量が令和5年度と比較して減少した理由は何か。
答:人口減少や節水機器の普及に加え、節水意識の高まりを反映したため。
■令和6年度江南市下水道事業会計予算
問:実施設計測量委託事業について、北部汚水1号幹線の測量設計委託料は、令和5年度に同一カ所が計上されていたが、6年度にも測量設計委託を行う理由は何か。
答:令和5年度は測量や土質調査などを実施しており、6年度は推進工法の検討や概算事業費を把握するため。
問合せ:議事課
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