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議会のようす(7)

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愛知県江南市

【委員会ダイジェスト】

■令和5年度江南市一般会計補正予算(第9号)
▽バス関連事業について
問:路線バスへの補助額が増えている要因は何か。
答:燃料費や人件費の高騰の影響もあるが、コロナ禍の影響が続き、バスの利用者が少なくなっていることが大きな要因と考える。

問:今後、バス路線の減便や廃止を検討するのか。
答:令和6年度に予定している検討部会で、江南団地と江南厚生病院を結ぶ江南団地E線など市北部地域の既存公共交通への対応を検討していく。

▽布袋駅付近鉄道高架化整備事業について
問:事業損失調査等負担金の実施内容と負担割合はどのようになっているのか。
答:鉄道高架化工事の影響により沿線の建物などに生じた損失に対して、県が実施した家屋調査などに係る費用の一部を市が負担するもので、その負担割合はこれまでの事業費負担と同様に26.5%となっている。

▽休日急病診療所運営事業について
問:委託料増額の理由は何か。
答:令和5年5月8日から発熱患者の受け入れを継続的に行っているが、令和4年度の受診者1410人に対して、5年度は2256人と増えており、新型コロナ・インフルエンザ抗原検査キットや薬剤などが不足しているため、250万円の増額を行う。

▽学校施設改修事業について
問:古知野北小学校、宮田小学校はどのような改修方法を考えているのか。
答:宮田小学校は、特別支援学級が1学級増加となるため、現在の特別支援学級の教室をパーテーションで仕切り、2学級として利用する。また古知野北小学校は、会議室を普通教室に改修することで学級数の増加に対応する。

▽市制70周年記念事業について
問:企業版ふるさと寄附金2000万円を集めるために、市内に支店がある企業にどのようなアプローチをしているのか。
答:対象企業への案内文書の郵送や職員が直接説明するなど、働きかけを行っている。

問:企業版ふるさと寄付金は、令和5年度内に目標額が集まる見込みはあるのか。
答:現在、事業に賛同し検討している企業もあることから、引き続き働きかけを行っていく。

問:オリジナルドラマ制作は、市民も楽しみにしており、仮に目標額まで寄付金が集まらない時は、一般財源を投入するなどできないか。
答:できる限り一般財源を使わずに実施できるよう、引き続き取り組む。

▽PCB廃棄物処理事業について
問:PCB廃棄物の処理は全て完了したのか。
答:防災センターでの保管分の処理は完了したが、各施設に残っているものはある。

問:PCBが含有されているものはリスト化されているのか。
答:おおむね把握しており、令和8年度末までの処分期限内に処分する。

要望:対象物をデータベース化して計画的に処理してほしい。

▽庁舎等維持(連絡歩道橋点検)事業について
問:道路横断連絡歩道橋点検の結果について、指摘箇所はあったのか。
答:主要構造部には問題がなく、指摘事項はなかった。

問:床面に水溜まりができて通行者に影響がでているが、改修の予定はないか。
答:床面の改修については、今後検討する。

■令和5年度江南市水道事業会計補正予算(第5号)
問:水道料金改定検討事業について、上下水道事業経営審議会にて料金改定の審議が行われているが、今後の予定はどのようなものか。
答:令和7年度以降の水道料金の在り方について審議をしており、6年度は具体的な料金体系の検討を行った上で、答申案をまとめる予定。また、水道料金の改定を行う場合は、江南市水道事業給水条例の一部を改正する条例案を市議会に上程し、審議をお願いすることになる。

要望:料金改定率を抑えるため、企業債の借入額を増額することや、企業債の借入期間を30年から、配水管の耐用年数と同じ40年に延長することなどを検討してほしい。

意見:企業債の借入は、将来世代が背負う負担であるため、これ以上借入額を増やすのは得策ではない。

■令和5年度江南市下水道事業会計補正予算(第4号)
問:内水浸水想定区域図整備事業について、雨水管きょ現況調査が完了したことでどのような問題点が把握できたのか。
答:問題点などは、内水浸水想定区域図を作成していく過程において判明するものと考えている。

問合せ:議事課
【電話】(内線351)

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