【一般質問】
原稿は、議員個人の責任で作成・掲載しています。
一般質問の録画映像は、二次元コード(本紙PDF版8ページ参照)からご覧ください。
■三輪陽子 日本共産党江南市議員団
▽学童保育の待機解消と内容の充実を
問:夏休みの待機解消にどんな手立てをとっているか。
答:布袋小学校では特別教室の借用をお願いしたり、支援員の確保のためハローワークなどでの募集や人材派遣会社の活用をしている。
問:1日6時間以上勤務し、その学童の子どもや職員全体を把握する責任者が必要だと思うが設置できないか。
答:1日4時間~5時間勤務で週3日程度仕事をしてもらっている。国の基準に基づき児童数40人に支援員が2人、もしくは支援員と補助員が1人ずつの配置で大きな問題なく運営している。
▽特別支援教育の継続と充実のために
問:特別支援学級の数とその児童・生徒をサポートする特別支援学級等支援職員は何名配置されているか。
答:小学校47学級、中学校15学級の計62学級で令和5年度に比べ8学級の増。支援職員は36名で2名増。
要望:支援職員の報酬は上がってはいるが、業務内容に見合っていないと思われるので、待遇改善をしてほしい。
他の質問項目:
・安心の介護のために
・資源ごみを出しやすく
■掛布まち子 日本共産党江南市議員団
▽新たな公共交通について
問:北部地域に新たな公共交通の導入を検討する検討部会が始まった。いこまいCARの市全域での存続を既定路線としている理由は何か。新たな公共交通はいつまでに実証運行を開始するのか。「江南市における地域公共交通の基本的な考え方」を時点修正するとのことだが、公共交通のカバーエリアの規定など問題の多い中身に踏み込んだ修正を望むがどうか。
答:自宅から停留所までの移動が困難な方の生活の足として、いこまいCARは一定の役割がある。実証運行の開始時期は、今後の協議の進捗(しんちょく)状況により定まってくる。新たな公共交通サービスは、市の「基本的な考え方」に規定のないサービスになる可能性が十分あり、新たな公共交通ネットワークとして加える時点修正の必要がある。
▽会計年度任用職員の処遇改善を
問:人事院勧告に基づく給与の遡及(そきゅう)改定、国の通知通りの期末・勤勉手当支給要件への拡充、経験年数を反映した給与加算の仕組みなど、正規と非正規の待遇差をなくすことを求めるがどうか。
答:報酬改定の遡及適用は、システム改修や対象者の範囲、扶養の範囲内で働きたい職員への影響などの課題があり、令和6年度の人事院勧告を踏まえ改めて検討する。
■尾関昭 江南クラブ
▽指定管理者制度の今後の可能性について(子育て分野)
問:公共がサービスを提供する子育て施策の分野において、人員・人材確保が困難になっている状況であり、それを解消するために指定管理者制度の導入や民営化など、民間活力も活用して官民が一体となって公共サービスを提供していくことが重要だと考え、既に実績のある保育園について、今後もさらに民間活力を活用していくべきだと考えるが、市の見解はいかがか。
答:過去に2園で指定管理者制度を導入したほか、令和8年度を予定しているあずま保育園と中央保育園の統合に際して、保育事業者を公募し民間保育所として整備・運営することとするなど適時、民間事業者の参入を促し、施設運営の効率化や、新たな保育ニーズに対応した特色ある保育の実施によるサービスの向上を図ってきた。
今後については、「江南市保育所等の配置に関する基本方針」に基づき老朽化した公立保育所の移転・統合に合わせ、各地区における民間教育・保育施設の立地状況や、地域特性などを踏まえ民営化についても検討し、官民のバランスの取れた最適な配置を図っていきたい。
▽他の質問項目
・総合評価競争入札について
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