【委員会ダイジェスト】
■令和6年度江南市一般会計補正予算(第2号)
▽ごみ処理基本計画改訂事業について
問:計画改訂の進捗状況はどのようになっているのか。
答:現在は入札により業者が決定し、7月下旬から8月上旬に送付する予定の、アンケート調査に向けた内容の精査を行っている。
問:当初予算の説明では、改訂作業を廃棄物減量等推進協議会に諮りながら進めていくとのことであったが、どういうタイミングで諮っていくのか。
答:秋ごろに開催する第2回協議会と、協議会とは別に開催する特別委員会で2回ほど内容を協議し、年末ごろには全体の案を示すような流れで進める。
▽消費者行政活性化事業費補助金について
問:補助金の内容はどのようなものか。
答:この補助金は消費者行政全般に係る施策を対象とする補助金であり、環境課が所管する施策では、食品ロス削減推進の取り組みが該当するところ、今回、ごみ処理基本計画改訂と併せて行う食品ロス削減推進計画の策定が、補助の対象として認められた。
▽企業誘致等推進事業について
問:企業立地促進奨励金と中小企業再投資促進奨励金について、当初予算が不足することになった要因は何か。
答:企業立地促進奨励金は市外から安良区域に新たに立地した企業が対象となったため。中小企業再投資促進奨励金は、令和5年中に設備投資を行い、今回新たに対象
となった企業があったことや、当初予算に計上していたものの、令和6年度の固定資産税および都市計画税が確定したことにより、当初の交付額に変動があったため。
▽道路施設長寿命化事業について
問:橋梁(きょうりょう)および幹線道路の修繕はどのような状況なのか。
答:橋梁については、5年に1回実施している点検により、健全性をIからIVの判定区分で診断している。市内に判定区分IVの緊急措置段階の橋梁はないが、修繕の必要性が高い橋梁から計画的に進めている。
幹線道路については、令和4年度に舗装の個別施設計画を策定しており、6年度は3路線、7年度は4路線、8年度は5路線、9年度は4路線の修繕を行う予定である。
▽道路側溝・舗装等整備事業について
問:地元要望に対してどの程度対応できているのか。今回の5000万円の補正予算により、合計2億5000万円になるが、どの程度の要望に応えることができるのか。
答:地元要望の対応率は令和3年度が66.0%、4年度が61.8%、5年度が67.2%であり、6年度についても5年度と同程度の対応率を目指す。
問:幹線道路など舗装が傷んでいる路線が多くあるので、積極的に舗装修繕を行い市民の安心安全を確保していくために、さらに追加の補正予算を計上していくべきではないのか。また、地元からの要望について、対応する順番はどのように決定しているのか。
答:幹線道路については道路施設長寿命化事業において計画的な舗装修繕を行っていくが、その他の市道についても、より多くの箇所の修繕を進められるよう、道路側溝・舗装等整備事業の補正予算について財政当局と協議していく。地元要望については、現地調査を行い、地元区と協議しながら、事業効果や優先度を考慮した上で決定している。
要望:生活に密接に関係する地元要望に応えていくために、より多くの予算を確保して対応してほしい。
▽交通結節点整備事業(布袋駅東地区)について
問:社会資本整備総合交付金の交付額が少なかった理由は何か。
答:この交付金は、市道東部第280号線のうち、toko+toko=labo南東交差点から南側の約122m区間の用地取得、物件移転補償および道路改良工事を行うための特定財源で、地方から国への交付金要望が多くあったことから、市への配分額が少なくなったものと考える。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>