【委員会ダイジェスト】
■令和6年度江南市一般会計補正予算(第2号)
▽生活保護システム改修事業について
問:就労自立給付金の対象者に支給される金額はどのようになるのか。
答:就労自立給付金は生活保護を脱却するためのインセンティブの強化が目的とされており、給付金の支給上限額は単身世帯が10万円、複数人世帯が15万円で、下限額は単身世帯が2万円、複数人世帯が3万円である。
▽保育園整備事業について
問:今後、布袋北保育園の駐車場の整備は、どのように進めるのか。
答:駐車場の整備予定地での浸透試験結果に応じ、どのような対策を講じるか決定し、令和6年度中には整備を完了させる予定である。
▽保育園改修事業について
問:古知野東保育園の空調設備を改修する理由は何か。
答:令和5年1月に暖房が不調となり、点検の結果、機器の更新が必要であると報告を受けたためである。
▽保育管理システム運用事業について
問:保育管理システムはいつから稼働するのか。
答:令和7年1月から全園で稼働開始を予定している。
▽予防接種事業について
問:新型コロナワクチンの定期接種はいつから開始され、自己負担は生じるのか。
答:令和6年度の接種については、インフルエンザ予防接種と同じ秋ごろを予定しており、対象者は65歳以上の高齢者および60歳から64歳までの一定の基礎疾患を有する方が対象者で、6年度からは自己負担金が生じる予定である。
問:新型コロナワクチン接種に対する補助はあるのか。
答:定期接種対象者に対しては市から補助を行い、自己負担を減らすことを考えている。
▽研究指定校調査研究事業について
問:事業終了後に成果報告などをされると思うが、成果内容をどのように周知・還元などしていくのか。
答:県教育委員会への成果報告については、報告書を提出している。また、この事業は単年度事業であるが、宮田小学校については、市教育委員会および丹葉地方教育事務協議会の研究委嘱も同時に受けており、令和7年度に研究発表会を実施する予定である。さらに、校長会などで成果報告の資料を配付し、周知・還元していく。
▽デジタル田園都市国家構想交付金について
問:当初予算ではなく、6月補正予算で計上したのはなぜか。
答:スマート窓口推進事業に対する交付金が4月に決定されたため、今定例会で補正予算を計上し、財源更正をお願いするため。
要望:交付金を活用して市のDXを積極的に進めていってほしい。
▽防災センター維持運営事業について
問:修繕の内容はどのようなものか。
答:防災センター北側の屋上の防水シートが一部破損したため修繕するもの。
問:修繕の場合、建物総合損害共済保険は適用されるのか。
答:経年劣化については対象とならない。
▽防災行政無線等移設事業について
問:委託料が高額と感じるが、主にどの部分に経費がかかっているのか。
答:今回の防災行政無線の移設は、新たに支柱を立て、既存の防災行政無線システムを移設しなければならないことから、防災行政無線の専門的な技術を有する業者でしか対応できないため、その部分の費用が大きくなっている。
問:住宅が増えている所があるが、そこに対して防災行政無線の新設や移設の計画はあるのか。
答:防災行政無線の更新に当たり、設計を含めた委託をしているが、その中の防災行政無線の伝達調査の結果で、新たに設置しなくても音が届くことから、既存の施設で構成するよう進めている。
▽土地調査評価事業の土地評価設定委託料について
問:入札は何者で実施し、落札者は前回と同じなのか。
答:5者による指名競争入札を実施し、前回と同じ業者が落札した。
問:3年前の前回の契約と比較して委託料は上がっているのか。
答:委託料は上昇しており、主に人件費の高騰によるものと考えている。
▽財政調整基金について
問:令和6年度末における残高の見通しはどうか。
答:6年度末の見込額は約30億円だが、6年度の補正予算の状況により増減する。
問:財政調整基金の残高について、どのように考えているのか。
答:標準財政規模の10%の約20億円は常に維持していきたいと考えているが、今後の大型事業の状況や大規模災害に対応するために、それ以上の残高を確保していく必要性があると認識している。
▽防火水槽整備・維持管理事業について
問:対象となる防火水槽は耐用年数より早く取り壊すとのことだが、設置時に補助金を受けている場合、補助金の返還義務は生じないのか。
答:設置時に愛知県震災対策施設整備費等補助金を受けていることから、県に防火水槽の撤去について、財産の処分を確認し、返還金は発生しないと回答を得ている。
問:防火水槽の撤去工事費が1000万円を超えている主な理由は何か。
答:今回の工事の設計では、直接工事費として、466万4538円、その内掘削、土砂運搬処理埋戻しは292万3280円で、地下に埋設されている防火水槽であることから掘削、埋戻しの量が多くなり、工事費が高くなっている。
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