文字サイズ
自治体の皆さまへ

議会のようす 令和6年12月定例会(3)

8/33

愛知県江南市

【一般質問】
■東猴史紘 江南クラブ
▽EBPMの推進について
問:一宮市では交通ビッグデータを活用して危険箇所を特定し道幅の調整を行い車のスピード抑制や通り抜けを防ぐ実証実験を実施した。江南市でも実施の検討をされてはどうか。
答:交通安全対策を含めた地域の課題解決に有効な手段であると考えるので、どのように活用できるのか調査・研究する。

問:EBPM推進には行政保有データの個人情報を特定できないようにする匿名加工・統計データ化システムの導入が鍵と考えるが今後の方向性はどうか。
答:総務省が令和7年3月末までに今後の取り組みのスケジュールを記した推進方針案を策定するためその状況を注視する。

問:子育て世代の流入、流出、結婚、出産、育児の5分野におけるパフォーマンス向上につながる要因は何なのかを定量的に特定できる重回帰分析などを用いた実証分析の実施をしてはどうか。
答:実施には500万円ほどの費用が必要なため慎重に今後の方針を決定していく必要がある。

■大薮豊数 江南藤クラブ
▽稼ぐ江南市について
問:江南市のふるさと納税は赤字。昨年度50億円、黒字を出している関市に市職員を派遣してはどうか。
答:職員が先進地を視察し、スキルアップを図っていく。

▽市のPRについて
問:江南市と韓国ソウル江南(カンナム)区の民間レベルの文化交流など応援してもらえるか。
答:市の国際交流フェスティバルに江南区紹介ブースを出展されれば、江南区のことを知ってもらう機会になる。

問:江南駅東側のアーケードの骨組みを藤棚にしてはどうか。藤の花言葉は「あなたを歓迎します」である。
答:所有者を始め、各関係機関との協議が必要になる。

▽学校始業時間前の学童について
問:午前7時くらいから小学校の始業時間まで、学童保育などで子どもを預かることはできないか。
答:支援員不足などにより実施は難しい。

問:支援しても良いと言う市民団体があるがどうか。
答:検討する中でお声がけすることもある。

▽総合防災訓練について
問:一般参加者を増やす方法をどう考えているか。
答:より実践的な訓練が実施できないか検討している。

■藤岡和俊 江南クラブ
▽図書館について
問:図書を乗せて巡回し、貸し出しや返却ができる移動図書館を導入してはどうか。
答:移動図書館のための車両維持費や人件費など、多額の費用を要することから、令和7年度の次期指定管理者の選定に合わせて、まずは調査、研究をしていく。

▽スポーツの推進について
問:2026年に開催予定のアジア競技大会、アジアパラ競技大会に、市は関わっていくのか。
答:市は競技会場にはなっていないが、大会組織委員会からは聖火リレーなどの関連行事の実施や運営ボランティアの募集などへの協力依頼があり、庁内の各課とも連携しながら関わっていきたい。

▽防災・減災政策について
問:指定避難所の設営や運営は誰が担うのか。
答:市では指定避難所1か所につき2名または3名の現地班として任命された職員が初動対応を行うが、大規模な災害が発生した直後の混乱した状況で、地域の人々の身体や生活を守るためには、市職員だけでは限界があり、共助として地域住民の協力が不可欠である。指定避難所の運営では自主防災会などのリーダーとなる役員を中心に、市職員と協力していくことが望ましいと考える。

■牧野行洋 江南クラブ
▽防災体制の強化について
問:布袋小学校での自主防災会合同訓練において、江南市初のペット避難が行われた。今後のペット避難をどのように運用、補助するのか。
答:今後ペット同行避難マニュアルを作成し、地区独自で備蓄品を購入する費用について助成金の活用を勧める。

問:防災井戸の整備状況と他市の災害時支援企業制度のような企業や区所有の井戸などを活用してはどうか。
答:各小学校に防災井戸や受水槽を設置しており、民間井戸などの活用は、他自治体の事例を参考に調査する。

▽ふるさと納税制度の活用について
問:ふるさと寄附金の受け入れと控除の金額を知りたい。
答:令和5年度の受け入れ額は約1497万円、控除額は約3億1891万円となる。諸経費控除と地方交付税補填を加味した実質的収支は約7148万円の減収となる。

問:増収のために、他市の成功事例を参考に、返礼品の画像や見出しなどを改善してはどうか。
答:他市の事例を比較検討し、委託事業者と連携して、改善に努める。

▽他の質問項目
・江南市南部の治水計画について
・公共施設における授乳室について

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU