皆さんと本との出会いを求めて、新着の図書をご紹介します。
■児童書
◇『生まれかわるヒロシマの折り鶴』
佐藤真澄 著
汐文社
被爆地・広島には、幼い頃の被爆が原因の病気で亡くなった少女の死をきっかけに、毎年たくさんの折り鶴が捧げられるようになりました。
世界中の人が平和への祈りや、未来への願いを込めた折り鶴の量は、年間でおよそ10トンにも及びます。かつては焼却処分されていましたが、この折り鶴を捧げた人たちの思いを生かす道はないか、と検討する人たちがいました。その扱いは二転三転してきましたが、今では折り鶴は別の形となって、日本だけでなく世界中にまで飛び立っています。
本書では、折り鶴に込められた思いが、どのような形で世界にまで届けられるようになったのかを綴っています。
◇『水はどこからやってくる?』
浜田久美子 著
講談社
◇『ほたるとワタルの物語』
小手鞠るい 作
泉雅史 絵
金の星社
■一般書
◇『ナマコは平気!目・耳・脳がなくてもね!』
一橋和義 著
さくら舎
味としても知られるナマコ。海の底に生息しているナマコはヒトと違い、目や耳だけでなく、なんと脳すらありません。しかも触られると皮膚を硬くし、ストレスを感じると肛門から内臓をすべて吐き出します。
なかなかグロテスクですが、脳などがなくても、内臓がなくなっても生きていられるのはとても神秘的です。
実は日本最古の書物である『古事記』にも登場するほど昔からいるナマコ。その生態を、独特なノリのストーリーと、真面目な解説で紹介。ヒトの目線から見ると、“常識外れ”なその姿に、思わず魅了されてしまうかもしれません。
◇『闇バイト』
廣末登 著
祥伝社
◇『ディノペディア』
G.Masukawa 著
ツク之助 絵
誠文堂新光社
■12月の休館日
・26日(火)
・29日(金)~31日(日)(年末年始)
※毎月第4火曜日は、館内整理のため、分室(生涯学習センター、神島田公民館)もお休みします。ご自宅から図書館ホームページで蔵書検索ができますので、ご利用ください。
津島駅構内(切符売場前)に「図書返却ポスト」を設置していますので、ご利用ください。
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