広く障がい者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障がい者が社会、経済、文化その他のあらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的として、平成16年6月の障害者基本法の改正により設定されました。
障がいのある人もない人も、同じ社会の一員として、お互いにその人らしさを認め合いながら共に生きる社会を作るため、障がいや障がいのある人のことを知り、身近なこととして考えてみませんか。
■障がいの種類
大きく分類して3種類の障がいがあります。
◇身体障がい
生まれつき、または事故や病気などの理由により視覚や聴覚、手足、心臓や腎臓などの内臓の機能に支障が生じる状態。
◇知的障がい
判断力や理解力などの認知機能に遅れが生じていたり、人や環境になじみにくいなど社会生活が困難な状態。
◇精神障がい
統合失調症やうつ病など精神の病気により、様々な精神症状や行動の異常が現れる状態。
■障がいのある人にかかわるマーク
◇身体障害者標識
肢体不自由であることを理由に免許に条件を付されている人が運転する車に表示するマークです。
◇聴覚障害者標識
聴覚に障がいのある人が運転する車に表示するマークです。
◇耳マーク
聴覚に障がいのある人がコミュニケーションを円滑にするため制定されたマークです。
◇手話マーク
手話でのコミュニケーションを円滑にするため策定されたマークです。
◇筆談マーク
筆談が必要な人がコミュニケーションを円滑にするため策定されたマークです。
◇盲人を表示する国際マーク
視覚障がいを示す世界共通のシンボルマークです。
◇「白杖(はくじょう)SOSシグナル」普及啓発シンボルマーク
白杖を頭上50cm程度に掲げて、SOSのシグナルを示している視覚に障がいのある人を見かけたら、進んで声をかけて支援しようという普及啓発シンボルマークです。
◇障害者のための国際シンボルマーク
障がいのある人が容易に利用できる建物、施設であることを明確に示すシンボルマークです。
◇オストメイトマーク
人工肛門(こうもん)・人工膀胱(ぼうこう)を使用している人(オストメイト)のための設備があることを表し、オストメイト対応トイレの入口・案内誘導プレートに表示されています。
◇ほじょ犬マーク
身体障害者補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)同伴の啓発のためのマークです。
◇ハートプラスマーク
身体内部(心臓、呼吸機能、じん臓、肝臓、膀胱・直腸、小腸、免疫機能)に障がいのある人を表しています。
◎以下のマークは福祉課で配布しています
◇ヘルプマーク
義足等を使用している人、内部障がいや難病の人など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている人が、周囲に配慮を必要としていることを知らせるマークです。1人1個まで福祉課で配布しています。
◇ヘルプカード
障がいのある方等が普段から身につけておくことで、緊急時や災害時に、周囲の配慮や手助けをお願いするためのカードです。福祉課で配布しています。市ホームページからのダウンロードも可能です。
問合:福祉課福祉G
【電話】24-1115
【FAX】24-1138
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