■ストーブ火災にご注意ください
本格的に寒くなる季節を迎え、ストーブを使う家庭も多くなってくると思います。そんな中、ストーブが原因で起こる火災は、令和5年中全国で992件(概数)発生しており、死者は96人となっています。ストーブを使用する時期は限られますが、毎年出火原因の上位となっています。
◇火災が起きる原因
ストーブ火災の原因の多くは、使用者の不注意や不適切な取り扱いによるものです。
起こりやすい原因を知っておくだけでも、防火の意識は違ってくるため、どんな原因で火災が起こるのかご紹介します。
・ストーブの上に干していた洗濯物が落ちてストーブにかかった
・就寝中、寝返りを打つことで布団などがストーブに接触した
・給油時のキャップの緩みなどにより、こぼれた灯油に引火した
・スプレー缶をストーブの近くに置くことで缶が熱せられ、破裂した
◇ストーブ火災を防ぐためのポイント
必ず取扱説明書を読み、次のポイントに注意して、火災から身を守りましょう。
・就寝時はスイッチを切る
・近くに洗濯物や布団、紙などの燃えやすいものを置かない
・カーテンの近くに置かない
・スプレー缶を近くに置かない、使用しない
・外出時や無人の部屋で使用しない
・石油ストーブへの給油は必ず消火してから行う
・灯油のカートリッジタンクのふたが確実に閉まっているか確認する
◇十分な換気も行いましょう
近年、住宅の気密性が向上しているため、換気不足により一酸化炭素中毒になってしまうこともあります。定期的に換気を行い、ストーブを安全に使用しましょう。
問合:消防本部予防課設備G
【電話】23-0419
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