皆さんと本との出会いを求めて、新着の図書をご紹介します。
■児童書
◇『「歩(あゆむ)」が「と」に大へんしん!』
川北亮司 作
藤本四郎 絵
汐文社
小学2年生の歩(あゆむ)くんは、お友だちのまいちゃんに将棋を教えてもらいました。将棋の駒には、自分とおなじ漢字の「歩(ふ)」があります。「歩」は1つずつしか前に進めません。まるで、いつもはやく動けない自分みたいだなあと思いました。でも「歩」は「と」になると「金」に変身できるのです。それを知った歩くんはとてもうらやましく思いました。なぜそう思うのかというと、歩くんは同じクラスの子にからかわれてイヤな思いをしていたからです。そんな歩くんに学校である事件が起きるのでした。
◇『サケの旅』
平井佑之介 写真・文
文一総合出版
◇『りょこうにいこう!』
五味太郎 作
偕成社
■一般書
◇『東海の中世史3 室町幕府と東海の守護』
山田邦明・水野智之・谷口雄太 企画
編集委員 杉山一弥 編
吉川弘文館
この本は15世紀、室町時代の東海地方(駿河、遠江、三河、尾張、美濃、伊勢)について解説した内容です。
当時の守護(領主)についてから始まり、荘園、経済、産業、信仰等について詳しく書かれています。また、当時の南海トラフ地震と言われる1498年の明応東海地震(文中では明応七年地震)といった災害についてもふれており、書物の記録から当時の様子をひも解いています。他にも当時の津島、海部地域であった海東郡、海西郡の統治者の移り変わりについても紹介されており、この地方の歴史がよく分かる一冊です。
◇『シニアの命と財産を守る実家の防犯110のコツ』
梅本正行・桜井礼子 監修
ナツメ社
◇『きょうだいの日本史』
『日本歴史』編集委員会 編
吉川弘文館
■12月の休館日
・24日(火)
・29日(日)~31日(火)(年末)
※毎月第4火曜日は、館内整理のため、分室(生涯学習センター、神島田公民館)もお休みします。
ご自宅から図書館ホームページで蔵書検索ができますので、ご利用ください。
津島駅構内(切符売場前)に「図書返却ポスト」を設置していますので、ご利用ください。
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